写真 はじめまして。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。こう見えて10年ほど(平アルバイト)勤めていました。今回は「裏技の優越感に浸っておうちスタバが楽しめるよ」というお話をしたいと思います。
◆スタバのコーヒー豆って買ったことある?
スターバックスでドリンクを飲むだけではなく、家でコーヒーを入れるためにコーヒー豆を買う人も少なくないだろう。ラインナップは浅煎り、中煎り、深煎りの3カテゴリーに分けられていて、現在17種類が販売中。
【スターバックスライトノートブレンド】
やわらかい酸味が特徴で口当たり軽め。
【ブレックファーストブレンド】
朝にぴったりな目が覚めるような爽やかな酸味が楽しめる。
【エチオピア】
スパイスの風味が楽しめる優雅なシトラス感のあるコーヒー。
【ケニア】
ジューシーな口当たりと、キリッとした酸味が特徴。アイスも美味しいよ。
【サイレンブレンド】
フローラルやシトラスを思わせるほどよいコクのコーヒー。
【パイクプレイスロースト】
毎日飲みたくなるバランス系コーヒー。
【グアテマラアンティグア】
ココアパウダーやほのかなスパイスの香りが楽しめる、洗練された味わいが特徴。
【ハウスブレンド】
創業当初からあるバランスのよい味わいのコーヒー。
◆まだあるコーヒー豆のラインナップ
【コロンビア】
ナッツを思わせる後味が印象的なみずみずしい酸味のコーヒー。
【TOKYOロースト】
名前の通り日本の東京で焙煎されたコーヒー、シナモンやハーブの風味を持つまろやか系コーヒー。
【エスプレッソロースト】
ミルクと相性ぴったりのキャラメルのような甘味と風味が特徴で、店舗のエスプレッソドリンクのベースとして世界中で飲まれているのがこのコーヒー。
【スマトラ】
しっかりとしたコクとハーブや大地を思わせる風味が特徴のコーヒー。
【コモドドラゴンブレンド】
ハーブの風味とスパイシーな余韻が特徴のコーヒー。
【カフェベロナ】
ダークココアやカラメルシュガーを感じるコーヒー。チョコレートと相性ぴったり。
【イタリアンロースト】
カラメルの風味が特徴でローストの甘みと力強さを感じるコーヒー。
【フレンチロースト】
1番深入りのコーヒー、スモーキーな香りが特徴。
◆こんなにラインナップがあったら迷っちゃうよね
ここまでを流し読みした人がほとんどだと思うが、これらのラインナップは、店舗に行けば商品棚に並んでるのだから、在庫さえあればすぐに手に入る。
しかし、これにプラスして期間限定のコーヒー豆なんかもあるもんだから、パニックになる人も多いと思う。やはりスタッフに選ぶのを手伝ってもらうのがいいだろう。自分のライフスタイルにぴったりなコーヒー豆は誰がなんと言おうとプロに選んでもらうのが一番近道。
……だが、ここだけの話。定番ラインナップと期間限定コーヒーの他にも「裏メニュー」的な、店舗の棚に並ばないコーヒー豆があるのです。知ってる人しか買えないから要チェケラだ!
◆実はフツーに買えるし、挽いてももらえる
それがこの、エスプレッソローストの「ディカフェ」。このコーヒー豆はお店で作られるスターバックスラテや、キャラメルマキアートなどのエスプレッソドリンクを「ディカフェ」でオーダーしたときに使われるコーヒー豆だ。
実はこのコーヒー豆が大好きでめっちゃ持ち帰っていました。スタッフは、お勉強用にコーヒー豆を毎週持ち帰ることができるのですが、私はがっつり家用。
勉強とか関係なくシンプルに「うめぇ!」と思って飲んでた不良スタッフです。これが店舗の棚に並ばないコーヒー豆だ!!!……と、ここまで裏メニュー感を出して語ったが、レジで「ディカフェのエスプレッソ豆ください」と言えばフツーに買える豆でもある。
だから、正直申せばそこまでレアじゃない。知ってる人は買えるってだけの話。そして同時に、知らない人が多いよねってだけの話。
味の説明は、上記にもあるエスプレッソローストと同じ。ミルクと相性ぴったりのキャラメルのような甘味と風味が特徴で、店舗のエスプレッソドリンクのベースとして世界中で飲まれているのがこのコーヒー……のディカフェ。
◆少しずつ買うのがオススメ!
お店の商品棚に並ばない豆で、なおかつ店舗内のドリンク用のコーヒー豆ということで、程よいサイズで売っていないのがこのコーヒー豆の唯一のデメリット。
いかにも業務用と言わんばかりのでっかいギンギラのシルバーの袋に入ってるのでどうしても小分けで売ってもらうスタイルになるので要注意。
店舗のコーヒー豆は、コーヒー豆の敵でもある酸素や光を遮断する優秀な専用豆袋に入っているので保存は利く。しかし、量り売りだと紙製の豆袋になるので早めに消費できる分だけ買うのをオススメする。
◆他にもこんな素敵なオーダーが
この「ディカフェエスプレッソロースト」は、店内限定提供のプレスサービスで楽しむことが可能。
そもそもプレスサービスとはなんぞやという人もいると思うので軽く説明すると、スタッフが丁寧に豆を計量して、コーヒープレスというコーヒー器具で抽出してくれて、マグカップに注いでくれるというサービス(提供は店舗による)。
「ディカフェエスプレッソロースト」はプレスで淹れると苦味が増してコクもパンチ力も増す。目が覚める美味しさだ。
◆アイスコーヒーにもしてくれるよ
豆を買って家で楽しむこともできる。店舗でホットで飲むこともできる。……となると、残すのはアイスコーヒーのみ。
……それが、できるんです。
でもこれは、スタッフもお客さん側も超絶面倒くさいから誰も広めようとしないだけなんじゃないかな……と、疑いの目が止まらないサービスなのだが、お店のコーヒーメーカーを使ってアイスコーヒーでも抽出、提供ができるのです。
タイミングによっては10分以上時間を要するのでオーダーは滅多にナシ。スタッフとお客様の双方にあまり人気はないのだが、とにかくできるもんはできます。
<TEXT/阪口ゆうこ>
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。
Instagram:@sakaguchiyuko___