日本ダービー当日は周辺でも大規模イベント JリーグにボートレースSG、京王電鉄は輸送体制を増強

1

2024年05月24日 16:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

22年の日本ダービー当日の様子(撮影:下野雄規)
 5月26日に行われる“競馬の祭典”日本ダービー当日は、東京競馬場周辺で同レースのほか、サッカーJリーグやボートレースのSGといった大規模イベントが予定。10万を超える人々が府中エリアに集まることが見込まれている。

 昨年の日本ダービー当日には、東京競馬場に7万1868人が来場。今年もネット予約・購入のみではあるが、8万枚の入場券が用意されており、昨年並みの入場者数が予想される。また東京競馬場がある府中市の東隣・調布市にある味の素スタジアムでは明治安田J1リーグのFC東京とガンバ大阪の試合を予定。昨年10月の同カードでは3万人のサポーターが集まった。両クラブとも人気はJリーグ屈指であることから、今回も多くのサポーターが声援を送るだろう。

 さらに今年は東京競馬場と同じ府中市にあるボートレース多摩川で、ボートレースにおける最高峰の戦いSGのボートレースオールスター優勝戦が行われる。現在、SGは年間9タイトルあり、中でもオールスターはファン投票で選ばれた選手らで競われる一戦。ボートレース多摩川によると、6日間開催の初日である21日には、平日にもかかわらず4729人の来場があった。同所でのオールスターは初開催ということもあり、ファイナルはさらに盛り上がりをみせそうだ。

 日本ダービーの発走は15時40分だが、同日の東京競馬最終レースに当たる目黒記念は17時発走。FC東京のホームゲームは15時試合開始、そしてボートレースの優勝戦は16時40分締切予定と、終了時間は夕方に集中する。

 それぞれの会場の沿線にあたるのは京王電鉄。東京競馬場の最寄駅のひとつ府中競馬正門前駅から味の素スタジアムに近い飛田給駅は4駅先、またボートレース多摩川行きのバスが出る多摩霊園駅は2駅先となっている。同社では当日輸送体制を増強。府中競馬正門前駅と東府中駅を結ぶ競馬場線では増発を行うほか、府中競馬正門前駅から新宿方面に直通する特急や急行も運転する。また東府中駅と飛田給駅には特急が臨時停車。

 この日は通常より最終レースが遅くなることから、普段の競馬開催時にはない17時台の新宿方面行き急行列車も用意。加えて多くの利用者が見込まれることから駅員や警備員を増やして、円滑な案内を目指す。同エリアを管轄する京王中央管区の金丸貴英管区長は「特に今年は人員をかけて、注意して対応していきます」と話していた。

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定