【陸上】柳田大輝追い風参考9秒97、パリ五輪代表争い筆頭も他のライバルは?

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2024年06月16日 08:40  日刊スポーツ

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男子100メートル準決勝3組で追い風参考ながら9秒97をマークした東洋大・柳田(左)(撮影・藤塚大輔)

<陸上:日本学生個人選手権>◇15日◇第2日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚◇男子100メートル



昨夏のアジア選手権王者柳田大輝(20=東洋大3年)が、準決勝で追い風3・5メートルの参考記録ながら9秒97をマークした。追い風2・0メートルまでが公認記録のため、自身初の9秒台はお預けも、予選から決勝まで1日3レースを走破。パリオリンピック(五輪)男子100メートル代表残り2枠を争う日本選手権(27〜30日、新潟)へ弾みをつけた。今月末までに参加標準記録(10秒00)を突破した上で同選手権で優勝すれば、初の五輪代表に内定。標準未突破でも、2位以内で代表入りが濃厚となる。


日本の出場枠は最大3で、サニブラウンが日本陸連の選考基準を満たして内定済みのため、残りは2枠。柳田に加え、世界選手権2大会連続代表の坂井が筆頭。東京五輪代表の多田は、4月末の右ふくらはぎ肉離れから再起なるかが注目される。自己記録9秒98の桐生は3大会連続の五輪が懸かる。

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