【AI予想・宝塚記念】近況好調馬とノーザンファーム生産馬に良績が集中! 人工知能は実績十分の3頭に高評価

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2024年06月17日 19:00  netkeiba

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宝塚記念に出走予定のドウデュース(撮影:下野雄規)
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の平地重賞競走は日曜日に宝塚記念(GI)のみが行われますので、京都競馬場で行われる宝塚記念を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の宝塚記念での前走着順別成績を見ていきます。過去10年の宝塚記念では、前走5着以内の馬が8勝2着6回3着6回と良績が集中しています。前走で大崩れせず近況のリズムに狂いのない馬が順当に結果を残していると言えるのではないでしょうか。

 一方、前走6着以下だった馬は2勝2着4回3着4回で、10頭が前走から変わり身を見せて好走しています。この10頭の内、7頭が前走で5番人気以内と高い支持を集めていました。残る3頭は18年ワーザー、15年デニムアンドルビーとショウナンパンドラです。この3頭には国内外のGIで連対した実績を有していました。前走の着順や人気に目立った点がない馬でも、ハイレベルなGIで通用する事を証明している場合には注意が必要と言えるかもしれません。

 続いては、過去10年の宝塚記念における生産者別の成績を見ていきます。過去10年の宝塚記念で圧倒的な強さを見せているのがノーザンファーム生産馬です。ノーザンファーム生産馬は8勝2着5回3着5回。単勝回収率は102%となっていますし、複勝回収率も90%と高い数値を残しています。

 昨年の宝塚記念ではノーザンファーム生産馬が上位3頭を独占していますし、過去10年の宝塚記念では毎年ノーザンファーム生産馬が必ず1頭は馬券に絡んでいます。今年の出走予定馬でノーザンファーム生産馬はジャスティンパレス、ドウデュース、ローシャムパークの3頭。それぞれGIで通用する事は示していますし、過去の傾向からもこの3頭に注目して損はないかもしれません。

 それでは早速ですが、今週の宝塚記念でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆実績十分の本命候補

ドウデュース

 前走のドバイターフ(G1)は5着。スタートで後手を踏んでしまい道中は後方の内目を追走。馬群が密集し道中でポジションを上げる事ができずに、直線入り口でもほぼ最後方。直線では前が壁となり追い出せたのは残り100m手前からと厳しい競馬になりました。それでもゴール前では鋭く反応して掲示板は確保していますし、5着とは言え悲観する内容ではなかったように思えます。

 今回は海外遠征帰りの初戦となりますが、この中間はウッドコースでしっかりと追い切られていますし、終いは素晴らしい伸び脚を見せており状態面に関しての心配はなさそうです。宝塚記念で好結果を残すノーザンファーム生産馬の1頭ですし、GIで3勝を挙げているように実力は現役馬の中でも屈指と言える存在。力通りに走れば自ずと結果はついてくるのではないでしょうか。

ディープボンド

 今回の舞台となる京都では、これまでに8戦して2勝2着1回3着3回。馬券圏内を外してしまったのは20年福寿草特別(1勝クラス)での6着と20年菊花賞(GI)での4着の2回のみ。福寿草特別ではレース中にトモを痛めたようですし参考外。菊花賞は三冠馬コントレイルを相手に強気な競馬で掲示板を確保しています。これまでの京都での走りを見る限りこのコースに対しての適性は十分にあると言えそうです。

 今年で7歳となりますが、前走の天皇賞(春)(GI)で3着と好走しているように、年齢的な衰えは感じられません。その天皇賞(春)では終始逃げ馬を見る形で競馬を進め、直線手前では先頭に立つ見せ場十分の競馬で改めて能力の高さを示しています。宝塚記念には今年で3年連続での出走。過去2回は22年4着、23年5着と掲示板には載っています。この2回は阪神での開催でしたが、今年は実績十分の京都ですし一昨年や昨年以上の結果を残しても何ら不思議はありません。人気はなさそうですが、条件を考えると侮れない1頭になるかもしれません。

ベラジオオペラ

 これまでに8戦して5勝2着1回。馬券圏外となったのは23年皐月賞(GI)での10着と日本ダービー(GI)での4着。皐月賞は前に行った馬が苦しくなる流れを先行して大敗したもので度外視できそうですし、日本ダービーでは世代トップレベルが集った中で掲示板を確保しており評価に値する走りを見せたと言えます。

 前走の大阪杯(GI)ではスタートから押して2番手からの競馬。向正面で2着馬のローシャムパークが後方からポジションを押し上げた事でプレッシャーをかけられましたが、リズムを崩す事なくスムーズな競馬。直線手前でも外から圧力をかけられ苦しい形にはなりましたが、そこから抜け出すと後続の追い上げを凌いで見事にGI初制覇を達成。近況は充実一途という感じで勢いは一番。今回は前走以上にメンバーが揃った感はありますが、能力は確かですし上位争いになっても不思議はなさそうです。

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