6年目の若手がGI初制覇へ 天皇賞(春)2着のコンビで宝塚記念制覇狙う

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2024年06月17日 20:30  netkeiba

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GI初制覇を目指すブローザホーン(今年4月撮影、ユーザー提供:ひらまさん)
 デビュー6年目の菅原明良騎手が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)のブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)でGI初制覇を狙う。

 菅原明良騎手は19年にデビュー。ここまでJRAで通算303勝。21年以降は3年連続で70勝以上をキープしている。また、JRA重賞は4年連続で制しており、通算9勝を挙げている。ただ、GIは22戦して未勝利で、今年の天皇賞(春)のブローザホーンの2着が最高着順。22年のNHKマイルCのカワキタレブリー、昨年のホープフルSのサンライズジパング、今年の大阪杯のルージュエヴァイユがいずれも3着と、伏兵で何度も上位争いしているが、惜しくも栄冠には手が届いていない。

 宝塚記念のパートナーはブローザホーンだ。菅原明良騎手は昨秋からコンビを結成。京都大賞典は競走中止となったが、続く日経新春杯で重賞初制覇に導いた。その後も阪神大賞典が3着、天皇賞(春)が2着と、人馬一体の走りで好勝負を続けている。今回は同期のドウデュースやジャスティンパレスとの初対決。実績では幾らか見劣るものの、目下の充実ぶりなら好勝負になっていい。

 菅原明良騎手はこれまでのJRA重賞9勝のうち、5番人気以下で6勝を挙げている「穴男」だ。ここは伏兵評価が予想されるが、いい意味で期待を裏切り、人馬揃ってのGI初制覇といきたい。

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