「ここ数年で一番笑った」　にじさんじ・月ノ美兎が配信中に言及された食べ物だけで生活→最終日に登場した“とんでもないもの”に「止まれ」「ざけんな！」「あああああ」

　にじさんじ所属のVTuber・月ノ美兎さんが、企画「配信中に名前が出た食べ物だけで生活しよう！！！」で“とんでもないもの”を食することに。視聴者に笑いと動揺を振りまいています。それはもう食べ物ではない。

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●1日目夜「塩の塊」→3日目はさらに上を行く食材（？）登場

　この企画は、時間を決めてYouTubeを開いてリアルタイムでにじさんじライバーの配信をザッピングし、配信中に名前が出てきたものだけを3食、3日間食べるというもの。「おすしを食べました」とライバーが言えばおすしを食べられるし、「さかなクン」のような名前の中に食べ物が入っていてもOK、などルールは1日目冒頭で解説されています。

　例えば1日目の朝はルイス・キャミーさんの配信を見ていましたが。食品の名前が出てこないので食事なし！　昼は神田笑一さんの配信内で、鶏肉・牛肉・豚肉・カレー・ぶどう・カップスープ・野菜と食べ物の話で一気にゲット。タイミングによって高低差が激しいのが特徴です。

　問題は1日目の夜。梢桃音さんの配信で出た食べられそうなものが「塩の塊」のみだったのでさぁ大変。晩ごはんは塩の塊のみになりました。これにはファンも笑うだけではなく体調を心配する声もありましたが、さすがに健康のため完食はしていません。

　2日目は新人のルンルンさんの朝活から収穫。かわいい姿で大人気のルンルンさんですが、出てくる食品名はわさびごはんとわさビーフ、サラミにカルパスと、なかなかとがったものばかり。朝食べるものにしては塩分過多です。

　この日の大きな見どころは、天宮こころさんに対してミラン・ケストレルさんが「食べたりしないですよ」と言ったことで、彼女が食べ物認定されたこと。もちろん天宮こころさん本人は食べられないので、ここで月ノ美兎さんの機転が働きます。

　問題の3日目は、サムネイルの通り食材は石でした。これは佐伯イッテツさんが文字通り、石を調理して食べる、という配信をしていたから。月ノ美兎もこれには「ヤバい、釣られた」と咄嗟に反応。

　食材が石なだけでも愕然とするのですが、ラストで食べ物が大量に出てくる歌を文字だけ流して歌わない（※声に出さないと食べられないルール）という展開になったことで、月ノ美兎さんも発狂。佐伯イッテツさんのセンスが、奇しくも月ノ美兎さんを苦しめることによって引き立つ結果になりました。

　実はこの石料理は、「スオディウ」と呼ばれる実在のもの。石を炒めて味をつけて風味を味わうという、中国湖北省の郷土料理です。佐伯イッテツさんは食べ物系の不可思議な企画配信を度々やっているので、もしそれが念頭にあったら、月ノ美兎さんもこの地雷を踏まなかったのかもしれません……。

　その他にもスカーレ・ヨナグニさんが発言してゲットしたつもりだったブリトーが、実は聞き間違えで……というもう一段階オチがあります。どこをとってもネタ満載。撮れ高だらけのシリーズになりました。

　このネタは2022年にも行っており、初日の動画再生数が200万回を超えるほどの大人気企画でした。何の食べ物が出てくるか月ノ美兎さん本人も分からない、おいしいものがゲットできても食べられない状況になっても面白い、というYouTuber的ハプニング性があり、見ていて一緒にハラハラできるのが楽しいところです。またこの企画をスムーズに成立させるために、企画収録の間はホテルに泊まり込んでいたり、石だろうがなんだろうが食材をちゃんと買い出しに行っていたりと、見えないところでの労力はかなりのもののようです。

　特に大きいのは、数多くいるにじさんじライバーの配信の一部を、この動画を楽しむことでつまんで見られるという部分です。新人がどんどん増えて今は日本だけでも約150人、ENも含めるともっと膨れ上がるほど所属しています。とても全員の配信を追いきることはできません。今回のこの動画は、あらゆる時期にデビューしたライバーが登場しているので、視聴者がいろいろなライバーを探しに行くきっかけとしてもおすすめです。