本拠地の老朽化が進むマンU…“国内最大”となる新スタジアムの建設計画を年末までに発表か

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2024年07月30日 00:57  サッカーキング

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近年は老朽化による問題が発生している『オールド・トラフォード』[写真]=Getty Images
 プレミアリーグに所属するマンチェスター・ユナイテッドが、年末までに新スタジアムの建設計画を発表する可能性があるようだ。29日、イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 イギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』が一部株式を買収して以降、会長を務めるジム・ラトクリフ氏が新たなスタジアムの建設を推奨していると報じられるマンチェスター・ユナイテッド。『デイリー・メール』は、クラブ関係者もラトクリフ氏の構想に賛成していると伝えつつ、新スタジアムの建設計画が年末までに発表される可能性があると主張した。

 推定される予算は20億ポンド(約3956億円)で、2030年までの完成が予定されている模様。収容人数は10万人となり、イギリスでは『ウェンブリー・スタジアム』を抜いて国内最大、ヨーロッパ全体で見ても『カンプ・ノウ』に次ぐ2番目の大型スタジアムになる見通しだという。莫大な建設費を生み出すためにマンチェスター・ユナイテッドはスタジアム命名権の売却を検討しているものの、そのプロセスについてはファンの意見を踏まえながら協議される様子。また、イギリスメディア『BBC』は、本拠地『オールド・トラッフォード』の改修も選択肢に含まれているが、クラブは新スタジアムの建設に重点を置いていると指摘している。

 近年は雨漏りなど老朽化による問題が発生している『オールド・トラフォード』。マンチェスター・ユナイテッドのファン3万人を対象にして行われた調査では、約半数が建設計画に賛成しているようだが、ラトクリフ氏の構想は順調に進んでいくのだろうか。

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