Microsoft、物議を醸した「Recall」を10月にWindows Insiderで提供へ

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2024年08月22日 08:01  ITmedia NEWS

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発表は公式ブログの更新の形で行われた

 米Microsoftは8月21日(現地時間)、当初は6月発売の「Copilot+ PC」に搭載する予定だったが延期されたAI機能「Recall」(日本では「リコール」)を、10月のWindows Insiderプログラムで提供すると発表した。


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 リコールは、Windows 11に組み込まれたローカルAIモデルを使って、PCで表示したほぼすべてのスクリーンショットを撮影して保存し、後からの検索を可能にする機能。リコールのタイムラインでスナップショットをスクロールし、操作を振り返ることができる。


 Microsoftは、リコールはデバイス上で安全かつローカルでプライベートであると主張しているが、セキュリティ研究者はデータベースが暗号化されておらず、マルウェアがリコールにアクセスできる可能性があると指摘し、物議を醸した。Microsoftはこれを受け、提供を延期していた。


 Microsoftは更新した公式ブログで、「セキュリティは引き続き最優先事項であり、10月にWindows Insider向けに提供を開始する際、詳細を記したブログを公開する予定だ」としている。


 Windows Insiderで提供される新機能は通常、一般公開まで数カ月はテストされる。リコールの公式版が年内に使える可能性はかなり低くなった。



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