【写真】役とリンクしたカラーのコーデがすてき! 撮り下ろしカット一覧(全9枚)
■戦の怖さを改めて体感
――収録中印象的だったことを教えてください。
結川:物語は鎌倉幕府の滅亡から描かれているのですが、戦のシーンもあり、本当に人数が多かったなと。
日野:先輩方が、すごく私たちのマイクのことも気にかけてくれて、脇からも支えていただいたので本当に心強かったですね。
結川:私、コロナ禍にデビューしたこともあって、マイクワークが初めてだったんです。でも、そういう心配を全くせずに挑めたので、役に集中できてありがたかったなと感じました。
鈴代:弧次郎と亜也子は、第一回ではセリフがなかったんですけど、収録を見学に行ってよかったなと思います。やっぱり第一回を見ていなかったら、だいぶ感覚が変わっていただろうなと思うくらい、戦のシーンは迫真でして。
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■お互いの姿に感銘を受けた撮影現場
――先輩方もたくさんいる現場かと思います。学んだことはありますか?
結川:学びしかなかったです。その中でも印象的だったのが、紗弓ちゃんがブースの中に入ってきた時!
鈴代:え、私何かしてたっけ?
結川:皆さんがいる中、大きな声で「亜也子役でお世話になります。鈴代紗弓です!」ってあいさつをして入ってきて。なんて気持ちのいいあいさつなんだって思ったんですよ。これは真似しなきゃなって。
鈴代:多分、途中から入らせてもらったのもあって、1人ずつごあいさつできなさそうだったんですよね。なので、まとめてあいさつさせていただいたのを覚えています。
日野:私は結川ちゃんが、お芝居に対して真摯で、学ぶ姿勢があるのが本当にすてきだなと思って見ていました。結構、現場で先輩に「どうしたらいいですか?」って相談しているシーンが見受けられて。すごいなって。
矢野:私もそう思っていました。先輩に相談するのってちょっと緊張するじゃないですか。でも、あさきちゃんにとっては、全員先輩だからある意味平等というか。それもあってか、相談している姿がすごいなって。
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鈴代:素直さもありつつ、実際にお芝居されているときは物怖じしない。時行の持っている魅力を出していく姿というのは、あさきちゃんを見て本当に勉強になっていて。それはお2人(日野と矢野)からも感じるんですけど、毎回心が満たされて「自分も頑張ろう」って思える現場なんです。
■「〇〇上手」なことは?
――アニメのタイトル『逃げ上手の若君』にちなんで〇〇上手なことを教えてください!
結川:私は眠り上手です! 一度眠ったらだいぶ寝られるんです。20時間くらい眠ったこともあって。寝ている間に友達から「カラオケ行かない?」ってきていて「ごめん、寝てた」って返したこともあります。ただ、ありがたいことに友達みんな「あさきは、すごい寝るもんね」って分かってくれていたので「そうだと思ったよ」と返されました。
矢野:私は、ダンス上手です! ダンスは、小さな頃から習っているのですが、いろんなジャンルもやっていて。ダンス歴も長いですし、踊るのも好きなので、シンプルに特技を持ってきて「ダンス上手」でお願いします。
日野:私は…浪費上手です。すぐ物を買っちゃうんですよね。最近でいうと、通販サイトで2着欲しい服があったのですが、気づいたら服と靴合わせて12アイテム買っていて。「あれ?こんなに?」って驚きました。会計したときに「私、浪費の才能があるな」って。
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――(笑)。最後に「逃げ上手の若君」の魅力を教えてください。
結川:やっぱりシリアスなシーンが、シリアスなまま終わらないところですかね。時行がどんなに大変なことが起こっても、頼重が変なテンションで話しかけてくるし、どんなに大変なシーンでもギャグシーンが入ってくるっていうのが松井先生節なのかなと感じています。それが、アニメでどう描かれるのか、楽しみにしていただきたいなと思っております。
(取材・文:於ありさ 写真:小川遼)
『逃げ上手の若君』は現在放送中。