“新生”リヴァプールが連勝発進! ホーム開幕戦でブレントフォード撃破…遠藤航は90+1分から出場

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2024年08月26日 03:06  サッカーキング

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貴重な追加点を奪ったサラー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第2節が25日に行われ、リヴァプールとブレントフォードが対戦した。

 ユルゲン・クロップ前監督による長期政権が終焉を迎え、今夏にアルネ・スロット監督の下で新たなスタートを切ったリヴァプール。初陣となったイプスウィッチとの開幕節では、ディオゴ・ジョッタとモハメド・サラーがネットを揺らし、勝ち点「3」を獲得した。今節、連勝をかけて本拠地『アンフィールド』に迎えるのはブレントフォード。前節は日本代表MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスに競り勝ち、白星発進に成功している。

 序盤からボールを保持するリヴァプールに対し、ブレントフォードはハイプレスとミドルブロックを併用しつつ、攻撃時にはヨアヌ・ウィサの走力を生かす展開が続く。13分、相手CKを跳ね返したリヴァプールは、こぼれ球を拾ったディオゴ・ジョッタがピッチ中央まで持ち運び、斜めのランニングで抜け出すルイス・ディアスへ絶妙なスルーパスを供給。L・ディアスがGKとの1対1を制し、鋭いカウンターから先制に成功した。

 勢いに乗るリヴァプールは19分、素早いパス回しから敵陣へ侵入し、L・ディアスのパスでポケットを取ったジョッタがシュートを放つも、GKマルク・フレッケンが好セーブ。その後もモハメド・サラーやL・ディアスがフィニッシュに持ち込むなど、試合を優位に進める。対するブレントフォードは32分、セットプレーからクリスティアン・ノアゴーアが際どいシュートを放ったが、惜しくも枠の右へ外れた。

 35分過ぎにかけては球際での激しい攻防が目立つ展開に。41分、リヴァプールはボールを素早く繋いで相手のプレスを掻い潜ると、最後は右からカットインしたトレント・アレクサンダー・アーノルドが左足を振り抜いたが枠を捉え切れず。対するブレントフォードも何度か開いてゴール前に迫るもゴールは奪えず、前半は1−0で折り返した。

 後半に入り47分、リヴァプールはL・ディアスが左からクロスを上げると、これを胸で収めたジョッタがオーバーヘッドキック。これをアンドリュー・ロバートソンが頭でプッシュしたが、GKフレッケンの好守に阻まれ、決定機を生かせない。対するブレントフォードは56分、ショートコーナーからマティアス・イェンセンが柔らかいクロスを上げ、ネイサン・コリンズが打点の高いヘディングで合わせたが、GKアリソンにセーブされた。

 リヴァプールはその後も幾度となくボックス内へ侵入し際どいシーンを作るも、ブレントフォード守備陣も粘り強い対応を見せ追加点を与えない。60分過ぎにかけてはL・ディアスやサラーに決定機が訪れるも、GKフレッケンの好セーブもありネットは揺らせず。それでも70分、敵陣内でドミニク・ソボスライが粘ってボールをキープすると、L・ディアスのラストパスを受けたサラーがゴール左下隅に流し込み、貴重な追加点を奪った。

 リードを広げたリヴァプールは途中出場のコーディ・ガクポが強烈なシュートでゴールを脅かすなど、その後も優位に試合を進める。試合はこのまま2−0で終了し、リヴァプールが開幕2連勝を飾った。なお、ベンチに入った遠藤航は90+1分から途中出場でピッチに立っている。次節、リヴァプールは9月1日にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと、ブレントフォードは8月31日にホームでサウサンプトンと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 2−0 ブレントフォード

【得点者】
1−0 13分 ルイス・ディアス(リヴァプール)
2−0 70分 モハメド・サラー(リヴァプール)

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