キム・スヒョン主演、コピー商品界を描く新作ドラマ『ノックオフ（原題）』ディズニープラスで配信決定

　韓国トップ俳優のキム・スヒョンと、『この恋は不可抗力』などのチョ・ボアが共演する韓国ドラマの新作『ノックオフ（原題）』が来年（2025年）、動画配信サービス「Disney＋（ディズニープラス）」のコンテンツブランド「スター」で独占配信されることが発表された。

【画像】約10年前のキム・スヒョン

　本作は、1997年に起きたアジア通貨危機により失業者となり、違法のブランドコピービジネスに手を染めるようになった主人公ソンジュンが、業界でトップの地位を築いていく2000年代初頭を描いた、ドラマ。泥沼の犯罪劇の中で生まれるロマンスも見どころだ。

　大企業に勤め、順風満帆な人生を生きてきたソンジュン（キム・スヒョン）だったが、97年のアジア通貨危機により突如失業者となったことで、人生プランが狂ってしまった。かつての栄光を取り戻そうと必死なソンジュンは、やがてブランドコピー商品の販売取引に引き込まれていく。取引で得られる大金に目がくらんだソンジュンは、本格的に市場に身を置くこととなり、瞬く間にコピー商品市場のトップに上り詰めていくことになる。

　『涙の女王』でキュートかつコミカルな要素もある王道のイケメン財閥婿を演じ、日本のみならず世界中を胸キュンさせたことが記憶に新しい、キム・スヒョン。『サイコでも大丈夫』ではどこか影のある心優しい青年を、そして世界中で人気を博した『星から来たあなた』では宇宙人を演じ、いずれも大ヒット。彼の名前だけでドラマを観るというファンも少なくないほど、視聴者から絶対的な信頼を得ている。順風満帆な人生を歩んできたはずが、犯罪に手を染めて墜落していくキャラクターに挑む本作ではどんな演技をみることができるのか、楽しみだ。

　監督は、ドラマ『秘密の森２』や、『剣の詩』などを演出したパク・ヒョンソク、脚本は『剣の詩』や『元カレは天才詐欺師〜38師機動隊〜』のハン・ジョンフンが担当し、『剣の詩』以来の再タッグとなる。