ラミレス氏、中日ドラゴンズ・ビシエドがスランプ状態の理由を解説 「バットの形状が…」

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2024年08月26日 14:20  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、プロ野球名球会運営のYouTube『名球会チャンネル』に出演。中日ドラゴンズのダヤン・ビシエド選手について語った。

■小笠原氏とラミレス氏がトーク

名球会主催の野球教室に参加した小笠原道大氏とラミレス氏が、控室でトークをした今回の動画。話題は中日ドラゴンズの現状へと移る。

ラミレス氏は「今シーズン、中日をAクラスに予想したけど、今年はもう、ここまで来てしまったら、厳しいね」と指摘する。

続けて「リーグ屈指のクローザーであるライデル・マルティネスがいて、ベイスターズから移籍した細川成也も、4番として非常に突出した選手だと思う。オルランド・カリステも打線のなかで悪くない成績を残している」と分析。

中日に在籍経験のある小笠原氏は「予定外の内容になっているね」とつぶやいた。

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■話題はビシエド選手へ

その後、話題は中日の外国人選手に。スタッフが「ドラゴンズはなかなか1年間プレーをしてくれる外国人選手がいないですね」と声をかける。

これに小笠原氏が「ビシエド以外いないかな?」と指摘すると、ラミレス氏は「ビシエドは今なにをしている?」と質問。

同選手が2軍に落ちていることを知らされたラミレス氏は、驚いた表情を浮かべた。

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■ビシエド選手が苦しむ理由を解説

DeNAの監督時代、ビシエド選手とよく話していたというラミレス氏は「ビシエドのバットはすごく太いのが特徴。あのバットだと、引っ張ることができない」と語る。

続けて「僕が監督時代に、このバットの形状では引っ張ることが難しいから、グリップを細くしたほうがいいとアドバイスをした。彼は変えていないけど、それは個人の判断だからね」とコメント。

そのうえで「今はインコースをさばけていない。インコースをさばけないから、スランプが長引いているように思える。でも、実力のある選手だから、スランプ状態でも、一定の成績は残せると思う」と分析した。

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■シーズンの大半を2軍で過ごすビシエド選手

2016年に来日し、長年主軸としてチームを支えたビシエド選手。通算139本塁打、549打点を記録しており、ドラゴンズの歴史に残る外国人選手だ。

そんなビシエド選手だが、今季はわずか14試合の出場。2軍のウエスタン・リーグでは結果を出しているが、それでも6月以降1軍には呼ばれていない。

同選手は25日に放送された『サンデードラゴンズ』(CBC)の特集に登場し、「今シーズンで退団するかもしれない」という趣旨の発言。これに一部中日ファンが「やめないでほしい」などの声を上げ、「ビシエド」のワードがXのトレンドに入った。

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■ラミレス氏がビシエド選手を語る

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)

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  • 結局、ビシエドが人の話を聞かんだけやんか(笑)
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