妊娠中のPM2.5曝露によって妊娠糖尿病リスクが増す

1

2024年08月26日 23:00  妊活・卵活ニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

妊活・卵活ニュース

写真

妊娠中のPM2.5曝露による影響
8月19日、中国の研究チームは、「BMC Public Health」にて、妊娠中の微小粒子状物質(PM2.5)曝露によって妊娠糖尿病リスクが増すと発表した。

PM2.5成分組成のうち、硝酸イオン(NO3-)、アンモニウムイオン(NH4+)、有機化合物(OM)曝露は妊娠糖尿病リスクを高めるという。

PM2.5曝露と妊娠糖尿病における関係性
研究チームは、2020年から2022年の期間、中国広州市在住の妊婦17855人(平均年齢29歳、妊娠前に糖尿病・高血圧症候群の既往歴なし)を対象に後向きコホート研究を行い、PM2.5曝露と妊娠糖尿病における関係性を検証した。

妊娠初期、妊娠中期、妊娠初期・中期のPM2.5曝露量に基づいてデータを分析したところ、PM2.5と妊娠糖尿病において正の関連が示された。

とりわけ、妊娠初期から中期に掛けて、PM2.5成分組成である硝酸イオン(NO3-)およびアンモニウムイオン(NH4+)に晒されることにより、妊娠糖尿病の発症リスクが高まった。妊娠初期は20.2%、妊娠中期では18.2%増加したという。

また、妊娠初期では、硫酸イオン(SO42-)、有機化合物(OM)、ブラックカーボン(BC)曝露と母体年齢に相互作用が認められた。

これより、研究チームは、妊娠中のNO3-、NH4+、OM曝露によって妊娠糖尿病リスクが高まると結論付ける。

(画像はBMC Public Healthより)

BMC Public Health

このニュースに関するつぶやき

  • 嘘くさ(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)それより放射線濃度あちこちでキチンと測るといいと思うんだがな中国放射線もPM2.5も垂れ流し汚染国自分って事を自覚せいや
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定