「アクアスキュータム ホワイトレーベル」がユニセックスブランドに転換、クラブチェックのカラーリングもアレンジ

　イギリスのファッションブランド「アクアスキュータム ホワイトレーベル（Aquascutum WHITE LABEL）」が、ユニセックスブランドとしてリブランディングした。リブランディング後初のシーズンとなる2024年秋冬コレクションは、9月3日からアクアスキュータム公式オンラインストアで取り扱いを開始し、各店舗でも順次展開する。

　アクアスキュータムは、1851年にテーラーのジョン・エマリーがロンドンで創業。1897年に英国王室御用達である「ロイヤル・ワラント（Royal Warrant）」に加わり、1900年に婦人服部門を設立した。1990年からレナウンが日本での商標権を取得していたが、2020年に同社が経営破綻。現在は、小泉グループ傘下のオッジ・インターナショナルが運営している。

　2013年にデビューしたアクアスキュータム ホワイトレーベルは、これまでウィメンズブランドとして展開してきたが、2024年秋冬シーズンからユニセックスブランドに一新。ブランドコンセプトは、「伝統（TRADITIONAL）×移り変わり（TRANSITION）＝道のり（WAY）」。170年以上の歴史の中で培った「伝統・普遍性・品質・品格」というアイデンティティを受け継ぎ、時代で移ろいゆくトレンドを体現するロンドンストリートスタイルを提案するという。

　2024年秋冬コレクションは、国籍や言語、文化を融合するストリートスタイルを基に、ジェンダーに囚われないユニセックスアイテムを展開。ブランドの特徴的なクラブチェックのネイビー部分を変更し、ブラック・ビキューナ・アイボリーの3カラーで構成した「ホワイトレーベルチェック」に一新した。撥水機能素材のアウターや、ハイネックのトラックジャケット、ダンボールニットのトレーナー、ブラックデニムなど、上品なトラッドスタイルにルーズフィットなサイジングを取り入れたカジュアルアイテムをラインナップする。

◼️アクアスキュータム：公式オンラインストア