ロッテキラーが撃沈…本調子ではなかった有原航平に仁志敏久氏「やっぱり明らかにボールの切れが…」と指摘

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2024年08月31日 08:42  ベースボールキング

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ソフトバンク・有原航平 (C)Kyodo News
 ソフトバンクがロッテに完勝。カード初戦を落とし、優勝マジックを減らすことは出来なかった。

 この日はこのカード11連勝中の“ロッテキラー"の有原航平が誤算だった。初回こそ無失点でスタートしたが、2回には安田尚憲と藤原恭大のタイムリーで2点を献上。さらに3回にはグレゴリー・ポランコのタイムリーで1点、4回には藤岡裕大のタイムリーと味方のミスも絡み、序盤で5失点と精彩を欠きKOされた。打線もロッテ先発・佐々木朗希に初回から3者凡退スタートを許すと、5回まで2安打と抑え込まれる。6回にはスライダーとフォークだけで3者連続空振り三振とお手上げ状態。7回にようやく迎えたチャンスでもホームは踏めず、佐々木に今季7勝目をマークさせてしまった。

 ゲームを作れず今季6敗目を喫した有原に関して、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「1年間ずっと投げ続けてるじゃないですか。それで8月はちょっと調子悪いんですよね。防御率ももう5.5点以上ですから。やっぱりこれって疲れだと思うんですよ」と持論を展開。

 解説として出演した館山昌平氏も「ここまでずっと軸で投げてきて、投げたらほとんどクオリティスタートをクリアするとはいえ、7月まで1回しか失敗しないんですよ。もうそのくらいずっと先発としての仕事をしてきているので、ちょっとこうね、8月に疲れが見え始めたかな」と疲労が現況と推測した。

 もう一人の解説者の仁志敏久氏は「ロッテの狙いもよかったですけども」としつつも「やっぱり明らかにボールの切れが…バッターを詰まらせるとか、刺してるとか、それから前に出してるとか、そういうシーンがあまりなかったですから」と調子の悪さを指摘した。

 移籍2年目で首位を走るソフトバンクのローテーションに軸として奮闘していた有原航平。うまくリカバリーを果たし、次回は立て直した姿を見せてもらいたい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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