【レビュー】『仮面ライダーガヴ』「DX変身ベルトガヴ」はガヴガヴアクションに注目! - 特撮ライターが遊んでみた!

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2024年08月31日 10:01  マイナビニュース

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2024年9月1日から放送される新番組『仮面ライダーガヴ』は「お菓子」をモチーフにしたユニークな仮面ライダーが登場し、悪を相手に大活躍を見せる。仮面ライダーガヴの基本スタイル(ポッピングミフォーム)は、子どもたちに親しみのあるお菓子「グミ」がデザインモチーフとなっており、マスク部分や胸の装甲、手足に半透明のパーツを使用して、グミらしさを強調している。


仮面ライダーの定番アイテムといえば「変身ベルト」。歴代ライダーと同じく、主人公・ショウマ(演:知念英和)も「変身ベルトガヴ」を用いて変身を行う。今回の仮面ライダーガヴは、お菓子のパッケージを模した「ゴチゾウ」を、変身ベルトガヴの中央部分にセットし、大きな口のようなベルト上部がゴチゾウを“食べる”動きを見せるのが大きな特徴となった。発売前からこのギミックの面白さには注目が集まっており、8月27日に開催された「日本おもちゃ大賞2024授賞式」では、キャラクター部門でバンダイの「DX変身ベルトガヴ」が大賞に選ばれている。

○「DX変身ベルトガヴ」レビュー



それではここから、2024年8月31日から発売開始となった「DX変身ベルトガヴ」および仮面ライダーガヴの武器「DXガヴガブレイド&ゴチスピーダー」の商品レビューをお届けしよう。


DX変身ベルトガヴ本体と、付属の「ポッピングミゴチゾウ」。ゴチゾウはお菓子のパッケージのような四角い基本スタイルから、ボタンひとつで口や手が飛び出す変形ギミックが備わっている。


ポッピングミゴチゾウ(変形前)。ショウマが「仮面ライダーグミ ポッピングミフォーム」へ変身する際に用いるゴチゾウである。


右側には、本体上部にある「上あご」を動かすためのハンドルがある。


大きな口を開けた獅子舞を連想させる、インパクト抜群なベルト本体。下部中央にはゴチゾウをセットするピンク色の「ベロ(舌)」パーツが見える。


左側面についている大きな丸いボタンは、中央にセットしたゴチゾウを変形させるために用いる。


本体を後ろから見た図。電源スイッチや電池ブタなどが確認できる。


本体の両側面には、ベルト部分を装着するためのジョイントが見られる。


左右のベルトを本体に装着。


腰にベルトを巻き付け、長さを調節して突起をはめこみ「ベルト留め」で固定する。



続いて、ポッピングミゴチゾウを変身ベルトガヴに装填しての、変身遊びをレビューしてみよう。


変身ベルトガヴ本体。何も口に入れていない状態でボタンを押すと、「グ〜」という“空腹音”が鳴り、ベロが前に飛び出すギミックが発動する。


変身開始。上あごを開くとベロが前に出て「上あご開き音」が鳴る。


変形前のポッピングミゴチゾウをベロにセットすると、LEDが発光し、「グミ音」が鳴る。


上あごを閉じると「上あご閉じ音」が鳴り、LEDが発光して「EAT(イート)グミ音」および、手回しオルガンの音色を思わせるなんとも不思議な「変身待機音」が鳴り響く。


これが「ガヴガヴアクション」だ。変身待機音が鳴っている間、ハンドルを回すとそれに連動して上あごが上下し、「ガヴッ」「ガヴッ」という独特な「ガヴガヴ音」が鳴る。


ハンドルを回した後、ボタンを押すとベルトの変形が瞬間的に行われる。上あごが開き、ベロが前に出て、ポッピングミゴチゾウのフタパーツが開いて変形。そしてLEDが発光しながら「ポッピングミ〜、ジューシー!」という「変身音」が鳴って仮面ライダーガヴへの変身が完了する。ゴチゾウがベルトの真ん中で生物的な姿に変形した上、突拍子もない叫び声をあげるところが実にユニークだ。

○「DXガヴガブレイド&ゴチスピーダー」レビュー



ここからは、仮面ライダーガヴの武器である「ガヴガブレイド」と、ゴチゾウを乗せて疾走する「ゴチスピーダー」のセット商品をご紹介する。


「DXガヴガブレイド&ゴチスピーダー」には、ガヴガブレイドとゴチスピーダー、それにポッピングミゴチゾウによく似た「キッキングミゴチゾウ」が付属している。


ガヴガブレイドをいろいろな角度から捉えてみた。赤いクリアラメパーツが目を引くデザインで、中央には変身ベルトガヴと同じ「丸いボタン」が備わっている。グリップにあるトリガーを引くことによって、数種類の「斬撃音」と「ゴチゾウ歓声音」が発生。必殺技を出す際には、まずボタンを押して「必殺技待機音」を鳴らした後、トリガーを押すと「必殺技音」が鳴る。


ゴチスピーダーは、オートバイを模したミニマシン。寸詰まりのデザインが愛らしさをかもし出している。


変形させたキッキングミゴチゾウをゴチスピーダーに乗せた状態で、転がし走行することができる。


ガヴガブレイドの「発射台」を後方に移動し、射出準備をする。


発射台に、ゴチスピーダーをセットする。その後、キッキングミゴチゾウを奥まで押し込むと「グミ音」と「必殺技待機音(プッシュミー、プッシュミー)」が鳴り、手を離せばキッキングミゴチゾウがポップアップする。


ボタンを押すと、ゴチスピーダーがガヴガブレイドから射出され、同時に「GO!」という必殺技音が鳴る。このとき、ガヴガブレイドは平らな面に置き、剣先が面に接地するよう少し傾けるとよい。予想以上に勢いよく走ってくれるゴチスピーダーの可愛さとカッコよさに注目である。



今回ご紹介した「DX変身ベルドガヴ」および「DXガヴガブレイド&ゴチスピーダー」は、別売りの「DXライダーゴチゾウセット」シリーズの各種「ライダーゴチゾウ」を組み込んで遊ぶことができる。詳細は、バンダイ公式仮面ライダー玩具情報サイト「仮面ライダーおもちゃウェブ」を参照していただきたい。



(C)2024 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映



秋田英夫 あきたひでお 主に特撮ヒーロー作品や怪獣映画を扱う雑誌・書籍でインタビュー取材・解説記事などを執筆。これまでの仕事は『宇宙刑事大全』『大人のウルトラマンシリーズ大図鑑』『ゴジラの常識』『仮面ライダー昭和最強伝説』『日本特撮技術大全』『東映スーパー戦隊大全』『上原正三シナリオ選集』『DVDバトルフィーバーJ(解説書)』ほか多数。 この著者の記事一覧はこちら(秋田英夫)

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