ソフトバンク・山川穂高が通算250号に王手 キング独走31号2ラン、野村氏「甘いボールとはいえさすがですよ」

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2024年09月11日 07:01  ベースボールキング

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ソフトバンク・山川穂高 (C)Kyodo News
◆ ランキング2位のふたりと12本差!

 ソフトバンクは4−1で勝利し、楽天モバイルパークでの連敗を「3」でストップ。2連勝で貯金は再び「31」となり、優勝マジックを「12」に減らした。

 打線は初回、3番・栗原陵矢が左翼線を襲う適時二塁打を放ち先制。なおも二死二塁で5番・近藤健介も中前適時打で続き2点目を加えた。1点リードで迎えた5回は、4番・山川穂高が31号2ランを左翼席へ運び4−1。この日はクリーンアップが揃って打点をマークし、今季ここまで3戦全敗だった楽天先発のドラフト1位ルーキー・古謝樹にようやく黒星をつけた。

 先発の石川柊太は2点を先制してもらった直後の1回裏、先頭から連打を浴びいきなり1点を失うも、続くピンチを凌ぎ最少失点スタート。2回以降は尻上がりの好投でゼロを重ね、7回途中6安打1失点の好投で5勝目(2敗)を手にした。

 10日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、5回に貴重な2ランを放った山川の打撃にフォーカス。試合の解説を務めた野村弘樹氏は「甘いボールだったとはいえ、さすがですよ」と絶賛。「フルカウントから真ん中付近に来たスライダー。古謝の若さが出たなという部分と、それを逃さず、ひと振りで決める山川。素晴らしかった」と賛辞を繰り返した。

 移籍1年目の主砲は、これで本塁打ランキング2位(19本塁打)の近藤とグレゴリー・ポランコ(ロッテ)に12本差をつけトップを独走。さらに通算249本塁打とし、史上70人目となる250号到達に王手をかけた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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