シャンソン歌手のクミコ(69)が11日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜午前5時)にゲスト出演した。
クミコは、初代林家三平夫人の海老名香葉子さん(90)が先月発売した著書「大大陸(だいたいりく)に陽は落ちて 満州引揚げ者たちの哀しみの記憶」(鳳書院)に付けられたCD「大大陸に陽は落ちて」を歌っている。
パーソナリティー生島ヒロシ(73)が「第2次世界大戦の終わった後、中国大陸の満州から祖国日本を目指して引き揚げて来られた皆さんのですね。まさにこの苦労の記憶をつずった1冊なんです。ご家族とともに満州から引き揚げて来られた漫画家ちばてつやさんの体験を元に海老名さんが作詞をした曲『大大陸に陽は落ちて』も紹介されています。クミコさんはこの歌を歌ってらっしゃる。もう、おかみさん(海老名)としてはクミコさんしかいない」と説明した。
クミコは「そんな風におっしゃるんですけど、どうして私ですかね、みたいな。うれしいですけど、荷が重くてという感じなんですね」と謙遜した。
今月26日の誕生日で古希を迎えるが絶好調。7月に越路吹雪さんの代表曲「愛の讃歌」や「アプレ・トワ」などを収録したアルバム「私の好きなシャンソンVol.2〜シャンソンティックな歌たち〜」を発売。10月23日にはシャンソンの豪華アーティストが集う「ニッポン・シャンソン・フェスティバル2024」(東京国際フォーラム)に出演して「愛の讃歌」を披露する。
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