出会いがないのかも…　約1割が大人になり感じている「友達」にまつわること

大人になるにつれて、新しい友達を作るのは難しくなると感じる人も多いだろう。生活環境の変化によって、交友関係を広げることが困難になるのかもしれない。

■約1割「最近、新しい友達ができた」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女685名を対象に「友達」に関する意識調査を実施したところ、全体で14.0%の人が「最近、新しい友達ができた」と回答した。

現代社会では、新しい人間関係を築くことが困難であると感じている人が多くいるようだ。

性年代別で見ると、10～20代の男性が圧倒的に多くなっている。

若い世代は学校や趣味のサークルなど、人との出会いが起こる環境に身を置いていることが影響しているのかもしれない。

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転勤先で友達ができないでいる30代男性は、「最近、仕事の関係で地方に転勤になりました。新しい環境で友達を作ろうと努力してみたんですが、思った以上に難しいですね。仕事が終わるとすぐに帰宅してしまうし、職場でも仕事以外の話をする時間が少なくて…」と話す。

昔は簡単に友達ができていたようだが、「若い頃は飲み会やイベントで自然に友達ができていましたが、今はそんな機会も少なく積極的に行動すること自体が億劫になってしまっています。一人でいるよりも誰かと一緒にいたいと思うタイプなので、今の状況が嫌なのでしょうね」と続けた。

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これ以上、友達を増やそうとは思っていない30代女性は、「私は、今の友達で十分だと思っています。若い頃のように新しい友達と一緒にいる時間も取れないので、無理に増やす必要も感じません。今いる友達との関係を大事にして、一緒にいれる時間を楽しみたいと思っています」と気持ちを述べた。

さらに続けて、「もともと一人でいる時間が好きなタイプなので、新しい友達を作るのにエネルギーを使いたくないんです。人見知りな性格でもあるので、相手に心を開くまでにかなりの時間がかかりますし…」とも話していた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2024年8月16日～2024年8月22日調査対象：全国10代～60代の男女685名