「賢いし経験もある」田中真紀子氏 自民党総裁選の候補者を軒並み酷評も「唯一認めた候補者」

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2024年09月13日 06:10  web女性自身

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9月12日、自民党総裁選挙が告示され、9人の候補が出揃った。現職の岸田文雄総裁の後任を決めるだけでなく、内閣総理大臣を決める重要な選挙だ。



候補者数が過去最多となっただけでなく、絶大な知名度を誇る小泉進次郎氏(43)、世論から支持の高い石破茂氏(67)などが相まみえるとあってかつてない注目度を集めている。



各候補者も総裁になるべく、連日いたるところで猛アピールを続けており、27日の開票日までますます盛り上がりを見せていくことだろう。



そんななか、候補者たちに冷水をぶっかけた“政界のレジェンド”が。かの田中角栄を父に持ち、小泉純一郎内閣で外務大臣を務めた田中真紀子氏(80)だ。



政治家時代から“忖度なし”の舌鋒鋭いトークが持ち味の田中氏は、9月9日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にゲスト出演すると、候補者についてまず「私の今の立場で見ますとね、ヘナチョコばっかりが出たいから出てきてると。出したい人じゃなくて、この際、出とかなきゃと売名をかねてですね。与野党ともに。ふざけてますよ」と一蹴。



高い注目を集め、かつて自身が仕えた純一郎氏の息子でもある進次郎氏については、「(総裁に)この方がなってもらっちゃ困りますけど、個人的には。できるわけない」とバッサリ切り捨てた。



他の候補者たちについても、「私は父の姿を見ていたし、池田、佐藤、田中という時代の総理になられた方をよく見ていた。父を見ていても非常に孤独だし、厳しい仕事ですよ、一国の総理大臣というのは」と語った上で、「明日から日本の顔として世界のひのき舞台に出て行ける人っていますか?」と違和感をあらわにしながら投げかけた。



しかし、そのあとに田中氏が「私は1人いると思うが…」と推した人物が――。



司会の宮根誠司からその「1人」について質問された田中氏は、こう述べた。



「官邸でエレベーターに閉じ込められた人。あの方は賢いし経験もあるし、育ちもいいし。ここまで自民党の中でいじめ抜かれて、参議院でぐうぐう、ぐうぐうと安倍さんだか、福田さんだかに押されて、耐えてきた」



名前は明かさなかったものの、“官邸でエレベーターに閉じ込められた人”といえば、9月6日午前、首相官邸での閣議に向かうなか、エレベーターの故障に巻き込まれ一時的に閉じ込められた林芳正官房長官(63)だ。



ご意見番の田中氏に唯一認められた林氏。各社の世論調査ではそこまで下馬評は高くないが、“後押し”を糧に飛躍することはできるのか――。

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