友近&ロバート・山本博、起用理由は“コント芸歴”『ビートルジュース ビートルジュース』吹替版に参加

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2024年09月13日 07:00  ORICON NEWS

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『ビートルジュース ビートルジュース』吹替版に友近、山本博(ロバート)が参加(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
 ティム・バートン監督の新作映画『ビートルジュース ビートルジュース』(9月27日公開)の日本語吹替版に、お笑い芸人の友近と山本博(ロバート)が参加していることが発表された。それぞれコントの役経験を活かした“芸歴吹替声優”として抜てきされた。

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 本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988年)の35年後を描いたホラーコメディ。死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営みながら、いつか「人間と結婚」して人間界へ移り住むことを願うお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)と、彼に結婚を迫られた過去があるリディア(ウィノナ・ライダー)、それぞれに事件が起きる。

 友近が演じたのは、“死後の世界の受付係”。<人間界>から<死後の世界>にやってきた人に対応する受付窓口の女性で、本作の象徴的なシークエンスに登場する。

 過去に受付嬢のコントをしていたという経緯で今回キャスティングが決まった友近は、「コントでやっていたキャラクターからキャスティングされるとは、とても面白いなと思いました。もともとアフレココントをずっとやっていたので、アフレコのお仕事はとても好きです。そして今回は声のお仕事だけれども、受付係の衣装まで着て楽しくやらせていただきました」と本作のアフレコを楽しんだ。さらに「ほかにもいろいろなキャラクターがありますので、ピザ屋のおじさんの映画があれば、“西尾一男”で全編やらせていただきたいと思います」と売り込んでいる。

 ロバートの山本が演じた役は、“死後の世界のクリーニング屋”。ビートルジュースの元妻・ドロレスにすごまれ、生気を吸い取られぺしゃんこになる男の役だ。友近と同じく、過去にクリーニング屋のコントをしていたという経緯でキャスティングが決まった山本は、「クリーニング屋のコントはすごく若い頃のコントだったので、そこからキャスティングしていただくとは、すごくありがたく、ちょっと感動してしまいました。今までいろんな役を演じてきましたが、それが芸歴吹替に繋がるとは芸人冥利に尽きます」と歓喜。

 クリーニング屋の役づくりに関して、「(この衣裳のように)爽やかなイメージのクリーニング屋を想像していましたが、全然イメージしていなかったクリーニング屋で驚きました。『なんだ〜?』という台詞があるのですが、普段のコントでもよく使う台詞だったので、そこも見どころのひとつかと思っています」と、見どころを語っている。「アフレコの際に、実際に演じられている役者さんの声のトーンと違和感が出ないように体勢まで寄せていって、猫背になりながら演じていたような気がしますが、気持ちのなかでは完全にクリーニング屋にならせていただきました」と話していた。

 友近は「36年前の作品の続編がこうして作られるのは、『ビートルジュース』の人気の高さが伺えますし、アフレコをしていてもすごく興味深かったです。本当に楽しく観れる映画だと思うので、ぜひみなさんにご覧いただきたいなと思います」、山本は「ホラーチックな作品に見えますが、コメディ要素満載の映画ですので、ぜひご家族で楽しんでいただきたいなと思います」とそれぞれメッセージを寄せている。

 本作の日本語吹替版の制作にあたっては、山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、小林千晃、森川智之、山路和弘、戸田恵子らが、姿形まで劇中のキャラクターになりきる“全身吹替”を史上初の試み、それぞれのキャラクターの再現度の高さが大きな話題となっている。

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