宮崎謙介氏、兵庫・斎藤元彦知事の辞任後に私見「道はなかなか開かれにくいだろう」

元衆議院議員の宮崎謙介氏（43）が13日、X（旧ツイッター）を更新。数々の疑惑が取り沙汰され、辞任を拒否している斎藤元彦兵庫県知事について私見を述べた。

宮崎氏は「泉さん（元明石市長）と斎藤さん（兵庫県知事）の差は、圧倒的な民意の支持があるかないか」と、元明石市長で弁護士の泉房穂氏と斎藤氏を比較。「泉さんは時にパワフル過ぎたけどそれを上回る強烈な可愛げさえ感じる」との印象を記した上で、「斎藤知事は首長を辞めた後に道はなかなか開かれにくいだろう」と推測。「潔さもなければ、他者への想像力の欠如が絶望的」と指摘した。

斎藤知事を巡っては、県議会最大会派の自民党が知事不信任決議案を今月の議会に提出する方針を固めている。12日に辞任を申し入れ、拒絶されれば19日の議会開会日に提出する案が浮上している。可決となれば議会を解散するか失職かの選択を迫られる。

宮崎氏は8日に放送された読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ！」にゲスト出演した際、兵庫県議会の調査特別委員会（百条委員会）の証人尋問で数々の疑惑に「記憶にない」を連発した斎藤氏について、「なぜか、すごく被害者意識を持っている」と指摘。「僕はこんなに知事を頑張ってきたのに、なんでこんなにイジメられているの？　という感じを受ける」と感想を話し、「そういうのが伝わってくる。僕のことをこれ以上、イジメないでよという空気感を感じている」と分析していた。