来年9月に東京で開催される陸上の世界選手権(13〜21日)のマラソンコースが14日、都内のイベントで発表された。
メイン会場の国立競技場発着で、昨年10月のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」のコースと類似。中盤の約13キロの周回ルートを2周するコースでは計6度の折り返しがあり、37キロ以降で約3キロの上り坂が待ち構える。MGCを制した男子の小山直城(28=ホンダ)は「暑さ対策をしっかりしないといけない」と見通した。
マラソンの開催日は女子が14日、男子が15日でともに午前8時開始。今月13日までの東京の9月の最高気温は平均32・8度となっており、来年も厳しい暑さが予想される。小山は「暑さは苦手」と汗だくで苦笑しつつ「日本の湿度と気温に慣れているのは日本人の有利な点」と前向き。パリ五輪前は米国で合宿したが「日本で準備していく」と、国内で対策する考えを示した。
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