【フィギュア】宇野昌磨さん「見習わないと」トークショーで仲間に感謝…今後へは「乞うご期待」

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2024年09月14日 21:48  日刊スポーツ

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ミズノのイベントに登壇した左から中野耀司さん、宇野昌磨さん、小林宏一さん(撮影・藤塚大輔)

フィギュアスケート男子で世界選手権を2連覇し、5月に競技から引退した宇野昌磨さん(26)が14日、都内でブランドアンバサダーを務めるミズノのファンイベントに出席した。


ショースケーターの小林宏一さん(39)、中野耀司さん(26)とともに約1時間のトークショーを2回に分けて開催。「すごく良いトークショーになったのかなと思っています。おふたりに助けていただきました。ありがとうございます」と中野さん、小林さんに感謝した。


人と食事へ行くことは「快挙」と語るほど珍しい宇野さんだが、12学年先輩にあたる小林さんとは5回ほどご飯に出かけたという。同学年の中野さんとは主にゲームで遊ぶことが多く、自ら2人へトークショーの参加を懇願。「現役の時にメディアに出るのは同じメンバーが多いですが、僕もプロになったので、プロの方たちとこういう場に出てみたかった。2人とは仲がよくてしゃべりやすいのでオファーさせていただきました」と明かした。


この日は2人のサポートもあり、軽妙なトークを展開した。ステファン・ランビエル・コーチについて「人間味が垣間見える瞬間が好き。彼を見て、むしろ『全然大丈夫だよ』って言う関係性が好き」と語り出すと、進行役の中野さんから「(「大丈夫」と)昌磨くんが言うってこと?」とすかさずツッコミ。うなずく宇野さんが「僕は全然緊張しないんですけど、ステファンが数独をやり始めたらヤバイ。いつもは陽気なのに、僕が試合前になると(緊張している)」と素顔を明かすと、会場は和やかな笑いに包まれた。


イベント後に宇野さんが「仕事をしていく上で(2人を)見習わないといけない」と頭を下げると、中野さんは「盛り上がる話をちゃんとしてくれるので」と謙遜。最年長の小林さんも「すごくいいチームワークだった。耀司が良い進行をして、昌磨くんも面白い話をしてくれて、楽しませていただいた」と笑みを浮かべた。


宇野さんは引退後にショーを中心に活動してきたが、今後は一段落するという。「スケートとはちょっと違う仕事をやっていくかもしれない。決まっていないことも多いけれど、乞うご期待という感じです」と笑顔で新たな道を見据えた。【藤塚大輔】

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