【バレー】日本代表アタッカー和田由紀子「チームを勝たせる」新天地NECでさらなる飛躍へ

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2024年09月15日 17:28  日刊スポーツ

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イベントに登場するNECの和田(撮影・勝部晃多)

バレーボール女子で、パリオリンピック(五輪)日本代表アウトサイドヒッターの和田由紀子(22)が、新天地での飛躍を誓った。


15日、神奈川・川崎市内で一般公開で行われたSVリーグNECレッドロケッツ川崎の開幕前イベントに出席。JTマーヴェラスから移籍して臨む2024−25年シーズンへ「優勝という目標へチームとしてレベルアップしていきたい」と意気込んだ。


和田は20年3月に京都・橘高卒業後、JTに入団。23年に初めて代表に選出され、今年のネーションズリーグ(VNL)やパリ五輪などでも高い決定力で存在感を発揮してきた。世界では「常に大きい選手たちに挑戦していく側だが、そこを勝ちきらないと上には行けない。五輪はやり切れなかったと感じたので、もっともっと頑張らないといけない」と痛感。さらなる成長を誓った。


NECは22−23年シーズンから2年連続でリーグ&皇后杯を制する2冠を達成も、主力として支えてきた日本代表リベロの小島満菜美が米国リーグ・ソルトレークに移籍。パリ五輪後にはエースの古賀紗理那が現役を引退した。和田はチームの主軸を担うことが期待されており、「苦しい場面で流れを持ってきて、チームを勝たせる活躍をしたい」。意識する選手にはJT所属で同じ日本代表の林琴奈の名前を挙げ、「すごく尊敬している選手。いかに仕事をさせないかが大切」と目をぎらつかせた。


新体制のNECは、今月22〜29日にタイ・ナコーンラーチャシーマーで行われるアジア選手権が初陣となる。「最初から最後まで全力で戦い抜く」と、力を込めた。【勝部晃多】

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