【フィギュア】高橋大輔さんが後輩ダンサーにエール「がむしゃらに」26年五輪へプレシーズン

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2024年09月16日 17:04  日刊スポーツ

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スカイコートのスケート教室に参加後、ポーズを決める高橋大輔さん(撮影・松本航)

プロフィギュアスケーターの高橋大輔さん(38)が16日、競技会に臨む後輩たちへエールを送った。KOSE新横浜スケートセンターで「スカイコート」のスケート教室に参加。子どもたち95人を指導し「すごく楽しかったですし、最後に『楽しかった人〜?』と聞いたら、みんなが『はい!』と言ってくれたので、すごくうれしかったです」と笑顔で振り返った。


自身はシングルで06年トリノ大会、銅メダルをつかんだ10年バンクーバー大会、14年ソチ大会と五輪3大会連続出場。現役引退後の18年に復帰し、20年からはアイスダンスに取り組んで村元哉中さん(31)とともに22年北京五輪を目指した。2人は23年にプロ転向を決め、昨季限りで北京五輪団体銀メダルの小松原美里、尊組が、美里さんの現役引退により解散となった。


26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ、プレーシーズンとなる今季は伸び盛りのカップルが競技会で争うことになる。高橋さんは「アイスダンスは蓄積が大事になってくるので、今すぐに結果を出すのはすごく難しいと思うけれど、世界選手権、五輪を経験するだけで、すごい経験値をもらえる。どれだけ世界に日本のダンスをアピールできるかということを考えながら、一生懸命、がむしゃらにやるのが一番いいと思います」と背中を押した。


現役時代は23年世界選手権で日本勢最高に並ぶ11位と躍進した。アイスダンサーの視点で「見ていて、すごくエネルギッシュなカップルが多い。ここから長い間やっていけば、実績がついてくるんじゃないかなと思うので、全力でいろいろな(世界の)先輩スケーターの空気感を盗みながら、試合をたくさんやっていけば(経験値や実績が)自ずとついてくるんじゃないかなと思います」と温かいエールを送った。【松本航】

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