【バスケ】B3・五十嵐圭が4季ぶりに新潟でプレー「久しぶりに新潟に戻ってきた感じ」 

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2024年09月16日 17:59  日刊スポーツ

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3点シュートを狙う新潟・五十嵐

<バスケットボール男子Bリーグ プレシーズンゲーム(オープン戦):新潟89−63金沢>◇16日◇新潟・十日町市総合体育館



B3新潟アルビレックスBBが久々の白星を挙げた。プレシーズンだが、実戦勝利はB2リーグの3月23日、ホームでライジングゼファー福岡に85−81で勝って以来177日ぶり。B1群馬クレインサンダーズから4季ぶりに復帰したPG五十嵐圭(44)は、20年3月15日のアオーレ長岡でのB1リーグ琉球戦戦以来、1646日ぶりに新潟のホームでプレーした。


観客の期待にきっちりと応えた。五十嵐は0−5の第1クオーター開始2分、右45度からの3点シュートを決める。「暑い中、たくさんのお客さんが来てくれて。久しぶりに新潟に戻って来たんだなと感じました」。この試合のチーム初得点でスタンドを沸かせた。


コートに立ったのは19分24秒。得点はこの3点のみだった。「個人的にミスもあったし、コミュニケーション不足もある」と、まだ調整途中。それでも830人の観客からは、ボールを持つたびに歓声が上がった。


「新潟を立て直す」。その思いで4季ぶりに復帰した。18−19年に新潟のB1中地区初優勝に貢献。ただ、五十嵐が20年に群馬に移籍後、チームは23年はB2、今年はB3と転げ落ちるように降格した。「もといた場所に戻る」。今季をそのための最初と位置付ける。


この日はルーキーのPG樋口蒼生(23)にコート上、ベンチ内で盛んに声をかけた。チーム力アップへ若手に成長を促す役目も進んで担う。「相手どうこうではない。自分たちのプレーの質をもっと上げていかないと」。ファンに勝利を届けると同時に、チームには妥協を許さない視線を送る。さいたまブロンコス戦(27、28日、所沢市民体育館)で開幕するシーズンに向け、ベテランがギアを1つ上げた。【斎藤慎一郎】

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