【バスケ】B1仙台が秋田下し連覇 落合HC「心強い黄援があって良かった」/東北カップ

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2024年09月16日 21:13  日刊スポーツ

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秋田対仙台 東北カップ連覇を果たし、歓喜する仙台89ERSの選手たち(撮影・浜本神威)

<東北カップ:仙台89ERS79−71秋田ノーザンハピネッツ>◇16日◇決勝◇青森・カクヒログループスーパーアリーナ



B1仙台89ERSがB1秋田ノーザンハピネッツに79−71で勝利し、東北カップ連覇を果たした。第1クオーター(Q)を25−19と6点リードで終えると、そこから一度もリードを許さず。持ち味の堅守を発揮し、秋田の猛追を振り切った。落合嘉郎ヘッドコーチ(HC=42)は「ずっと優位に進められたのは黄援のおかげ。心強い黄援があって本当に良かった」と、青森まで駆けつけてくれたブースターに感謝した。


クラブ創設20周年の節目に3度目の東北カップ優勝。シーズンに向けて自信となる材料ではあるが、課題には向き合わなければならない。落合HCは「前半は(秋田の)プレッシャーに負けないようにプレーできていましたが、後半、特に第4Qの終わり方がすごく良くなかった」。ターンオーバー(ミスによる攻守の入れ替え)は全体16個のうち、後半に9個。ターンオーバーの少ないチームを目指す上で「僕らはそれをもっと減らさなきゃいけない」と反省を忘れなかった。


シーズン開幕まで残り3週間を切った。プレシーズンマッチはここまで4試合を戦い、12人全員がそろってからは3試合しかできていないが、前日の山形戦ではクリスティアーノ・フェリシオ(32)が22得点15リバウンドのダブルダブル、この日はスタントン・キッド(32)が両軍最多の20得点を挙げるなど新加入の外国籍選手との連係も好調。この日9得点を挙げ、要所で流れを引き寄せるプレーを見せた片岡大晴(38)は「(彼らとの連係を)いいものにしなきゃいけない。彼らが自分の強みを出せるように僕たちはプレーしたいですし、僕たちも生かしてもらって、生きて、お互いに成長していきたい」。


外国籍、日本人選手問わず、まだまだ、もっと良くなるチームを思い描いている。20周年の節目につかんだ東北カップ連覇は追い風。勢いに乗り、さらにいいチームへと成長していく。【浜本神威】

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