14日までローマで行われたスケートボード・ストリートの世界選手権に出場した選手団が17日、羽田空港に帰国した。
女子で自身初表彰台の3位となった伊藤美優(17)は、銅メダルを首から提げて笑顔で取材対応。「なるべく上の順位にいけるように頑張ろうと思って挑んだ。すごくうれしい気持ちが一番」とかみしめた。決勝に進出した8人中7人が日本人。28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)に向けて混戦は続くが、「もっとトレーニングをして体力を付けたい。持っている技のレベルを上げて点数をもっと取れたら」と飛躍を誓った。
20日に千葉・幕張メッセで開幕する世界最高峰のアクションスポーツの祭典「Xゲーム」にも出場予定。連覇が懸かる大会となるが、「順位はこだわっていない。自分のベストを尽くせるように頑張る」と意気込んだ。
4位に終わったパリ五輪金メダリストの吉沢恋(ACT SB STORE)は「去年大きなケガをしてしまったので、それをしっかり克服していいイメージにできたのは自分の中で一番の収穫」と振り返った。5位の赤間凛音は「今度こそXゲームで優勝したい。明後日からの練習で調整していく」と、前を見据えていた。
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