菊池風磨＆久間田琳加『私たちが恋する理由』撮影初日インタビュー　“寡黙な上司”演じる菊池には「何1つ違和感なかった」

　timeleszの菊池風磨が主演し、久間田琳加が共演する10月12日スタートのテレビ朝日系オシドラサタデー『私たちが恋する理由』（毎週土曜　後11：00）のクランクイン初日、撮影後の2人が取材に応じた。

【写真】クランクインで”近距離撮影”に臨んだ菊池風磨＆久間田琳加

　電子書店で3000万viewを突破したma2氏による漫画『私たちが恋する理由』（シュークリーム『OUR FEEL』連載）をドラマ化。年齢を重ねるごとに、いろいろ考えてしまって踏み出すことに臆病になる大人の恋。オフィスを舞台に菊池や久間田をはじめ6人の男女が繰り広げる、じれったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く。

　菊池が演じるのは、営業部の課長・黒澤智也（33）。感情をあまり表に出さず口数も少ないうえ、回りくどい言い方が苦手で口を開けばハッキリとした物言いをするため、冷たい印象で周りからは怖がられることもしばしば。わずらわしい人間関係の火種になりそうな“恋”とは距離を置いていたはずの黒澤に、部下の森田葵（久間田）が変化をもたらす。

――お2人そろってのクランクインとなりましたが、初日の雰囲気はいかがですか？

【菊池】原作が素敵で、ほっこりしながらもキュンキュンするようなお話なので、現場の雰囲気もとても和やかです。一方、テキパキ進んでいったので、いい現場だなと思いました（笑）。

【久間田】原作の中でもすごく大事なシーンを最初に撮ったのですが、すごい思い出深い日になりました。今日、そのシーンからスタートできてよかったなと思います。

――撮影に入ってみて、菊池さんの印象はいかがでしたか？

【久間田】私にはスタートした時点から本当に黒澤さんにしか見えなくて。目線や表情とか、何を考えているか分からない感じとか、本当に何1つ違和感のないクランクインでした。心配はなかったです。

――久間田さんの印象は？

【菊池】とても真面目な方だなと思いました。結構話してみるとツッコミどころが多々あるんですけど（笑）。お芝居に対してはとても真面目で。今日も少し早く終わったので、何するんですか？と聞いたら「作品中は家に帰って台本を読み込みます」って言っていて、すばらしいなと感じました。

【久間田】不器用なんですよね（笑）。

【菊池】いやいや、それだけまっすぐってことですからね。参考にさせていただきたい。

【久間田】実行ではなく、参考なんですね（笑）。

【菊池】参考にさせていただけたらと（笑）。

――久間田さんは責任感が強く努力家で弱音を吐くことが苦手ですが、ご自身が苦手なことは？

【久間田】それこそクランクインの前日の夜が苦手です。まさに昨日の夜とかは現場の空気はどんなだろうとか色々想像して緊張してしまって…未だに慣れないです。

――初日の撮影も進んできて、緊張はほぐれましたか？

【久間田】だいぶほぐれてきました。今回の現場は本当に和やかで…。

【菊池】どなたのおかげでしょうか？

【久間田】き、き、き、菊池さんです…（笑）。

【菊池】（わざとらしく）大きく書いておいてください（笑）。