向かう先は楽園か地獄か…松本若菜×田中圭×深澤辰哉『わたしの宝物』ポスタービジュアル公開

0

2024年09月19日 12:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

木曜劇場『わたしの宝物』に出演する(左から)田中圭、松本若菜、深澤辰哉(Snow Man) (C)フジテレビ
 俳優の松本若菜が主演を務める、フジテレビ系木曜劇場『わたしの宝物』(10月17日スタート、毎週木曜 後10:00 ※初回15分拡大)のポスタービジュアルが公開された。松本演じる主人公・美羽、美羽の夫・宏樹(田中圭)、美羽の幼なじみ・冬月(深澤辰哉)が不穏な花々に囲まれたデザインとなっている。

【写真】甘美なキスシーンを演じる松本若菜

 同作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を描く、大人の恋愛ドラマ。

 「私が選んだ、禁断の幸せ」のコピーが興味を掻(か)きたてるポスタービジュアルは、主人公・美羽が昼、美羽の夫・宏樹が夕暮れ、美羽の幼なじみ・冬月が夜明けと、それぞれが違う時間帯の空の下で同居するもの。3人を取り囲む花々は、一見美しく咲き誇るように見えるが、よく見ると歪な形をしていたり、毒々しい色であったり、枯れていたりとどこか不穏さも感じさせ、まさに3人の心の奥に抱えるものを映し出している。

 デザインを担当したのは、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系/2023年)のポスターを手がけた高垣美月氏。『あなして』では、同じベッドに居ながらも心がすれ違う夫婦の不安定な関係を表したビジュアルが話題となったが、今作でも登場人物の心情に迫るビジュアルを作り上げた。

 高垣は『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系/2014年)のポスターにも関わっており、『昼顔』、『あなして』の流れを汲(く)む、新たな夫婦のタブーを描く本作には欠かせないクリエイターだ。

 3人が向かう先は、楽園なのか、地獄なのか。「托卵」という禁断の選択を下した主人公が得たものとは。そんなドラマのコンセプトを表現したビジュアルを見て、ドラマの世界観を味わっていただきたい。

■松本若菜コメント

ポスターの世界観として、背景にグロリオサというお花が咲いているのですが、そのお花がよく見ると枯れていたり、色がキレイでも毒々しかったり、形が不気味だったりします。今回のポスターは、そういうお花を使って、“この先に行ってはダメだ”とわかっているのに、取り返しのつかないところに行ってしまう、そういう人間の毒をテーマにしているということをお聞きしました。なので、私もその世界観や、グロリオサの毒々しさに負けないように、今回のテーマでもある“悪女になる”ということを意識して、気持ちを作って撮影に臨みました。

■デザイナー:高垣美月(kokodear)

一見綺麗だけど毒々しさを感じるお花で、生命の強さと人間の残酷さを表現しました。松本さんには、ダメだと分かっていても、どうしようもない選択をしてしまった主人公の悲しみと後悔、そして大切なものを守るための覚悟を決めた表情をしていただきました。苦しみの中で、それでも誰かを愛そうとする3人の複雑な想いを感じていただけたらと思います。

    ニュース設定