走行中の東北新幹線で車両の連結部分が外れ緊急停車　乗客320人が身動きとれず　東京−新青森間で運転見合わせ

けさ、走行中の東北新幹線で車両の連結が外れ、緊急停車するトラブルがありました。東北新幹線は現在も東京駅と新青森駅の間で運転を見合わせています。JR仙台駅から中継です。

この時間も改札前は混雑が続いていますが、先ほど午前11時ごろ、仙台駅の次の駅・白石蔵王駅にやまびこ50号・東京行きの上りが進めることになったため、順次、改札の中に利用者が入っていく姿が見受けられます。

現在の宮城県大崎市の上空の映像です。新幹線は今も停車したままとなっています。

きょう午前8時過ぎ、宮城県の古川駅と仙台駅の間を走行していた東京行き「はやぶさ・こまち6号」で車両の連結が外れ、緊急停車しました。

列車は現在、宮城県の古川駅から6キロほどの場所で停車したままとなっています。列車には乗客320人がいて、身動きがとれなくなっていますが、消防によりますと、今のところ、体調不良やけが人の情報は入ってません。

新幹線利用者
「出張で東京に行く予定だったが、こんな状態なので待つしかない」
「（秋田の）角館に行く予定だった。困りましたね、キャンセルして車で行こうか」

連結が外れた原因はわかっていません。車両の脱線はなかったということです。

東北新幹線は現在も東京駅と新青森駅の間の上下で運転を見合わせていて、再開の目途は立っていません。

また、JR東日本では、常磐線の特急ひたち9号を仙台駅まで延長運転することを決めています。仙台駅では終日、混乱が予想されます。