ミュージカル『アーネストに恋して』ポジティブな言葉にあふれた本編映像、伝説の冒険家演じるウェイド・マッカラムのインタビュー到着

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2024年09月19日 19:10  クランクイン!

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松竹ブロードウェイシネマ『アーネストに恋して』場面写真 (C)BroadwayHD/松竹
 オフ・ブロードウェイ・アライアンス最優秀ミュージカル賞を受賞しミュージカル『アーネストに恋して』(10月4日より順次公開)より、新たな本編映像と場面写真7点、伝説の冒険家アーネスト・シャクルトン役を演じるウェイド・マッカラムのインタビュー映像が解禁された。

【動画】日本の観客へのメッセージも! 伝説の冒険家アーネスト役のウェイド・マッカラムが語る! ミュージカル『アーネストに恋して』インタビュー映像

 本作は、子育てと作曲家としてのキャリアとの両立に奮闘するシングルマザーが、20世紀を代表する伝説の冒険家アーネスト・シャクルトン(1874‐1922年)と時空を超えて運命的に出会う、奇想天外で独創的なミュージカル冒険劇。2017年オフ・ブロードウェイ・アライアンス最優秀ミュージカル賞を受賞、セカンド・ステージ・シアターのトニー・カイザー・シアターでニューヨーク・プレミアを迎え、シアトルでの初演を経て、ニュージャージーとボストンを巡り、オフ・ブロードウェイに展開した。

 ある夜更け、出会い系サイトに自己紹介動画を投稿した主人公キャット(ヴァレリー・ヴィゴーダ)のもとに、突然20世紀を代表する冒険家である南極探検家のサー・アーネスト・シャクルトン(ウェイド・マッカラム)から返信が届く。南極で船が難破し流氷の上で身動きが取れなくなったシャクルトンは、時空を超えてキャットにアプローチし、壮大な冒険の旅へと誘う。思いがけないことに、2人は互いの中に自らを照らし導く光を見いだすのだった。

 エレキヴァイオリン奏者で歌手/作詞/作曲家として幅広く活躍するヴァレリー・ヴィゴーダが主演のキャット役を務め、力強い演奏と圧巻の歌声を披露。そして個性たっぷりのアーネスト役を、ミュージカル『プリシラ』のウェイド・マッカラムが務める。2人が奏でるインパクトあるミュージカル・ナンバーは、大胆にして痛快無比、観る者に希望を教えてくれる人生賛歌だと絶賛された。

 演出はオビー賞受賞のリサ・ピーターソン、脚本はトニー賞受賞のジョー・ディピエトロ(『メンフィス』)が手がける。音楽は、主演のヴァレリー・ヴィゴーダが作詞、ブレンダン・ミルバーンが作曲、音楽監督および編曲はライアン・オコンネル、音響デザインはトニー賞受賞のロブ・カプロウィッツ(『フェラ!(FELA!)』)が担当する。また、舞台美術をアレクサンダー・V・ニコルズ(『ヒュー・ジャックマン、バック・オン・ブロードウェイ』)、衣装デザインをチェルシー・クックが務める。

 本作に登場するアーネスト・シャクルトンは、イギリスの南極探検隊を率いた極地探検家で南極探検の英雄。偉大な冒険家・リーダーとして欧米では尊敬する人も多く、「楽観主義こそ真の勇気」という名言を残しており、その言葉は本作の主題にもなっている。

 解禁された本編映像で、キャットとシャクルトンは吹雪の中物資を運んでいる。絶望的な状況に対し、キャットは弱気だがシャクルトンは超絶ポジティブ。「君には不可能を可能にする力がある!」「われわれは前進するのみ!」とキャットを奮い立たせる。障害物に立ち向かい、どう超えるかはあとで考えろと語るシャクルトンの言葉は観客の背中を押してくれる。

 そんなアーネスト・シャクルトンを演じたウェイド・マッカラムはインタビュー動画で、本作の魅力についてたっぷり語ったうえで、日本の観客へのメッセージを贈っている。

 「シャクルトンの不屈の精神と楽観性、そして何事にも動じない前向きな心」など本作が人々に伝える普遍的な価値であると語り、「音楽の力により、人々は困難な時期にあっても、前に進む力を見出せる」と本作が表現している音楽の力を絶賛し、さらに「壮大な話と日常の話を融合させている」点から、南極でのサバイバルの物語にもかかわらず、私たちの日々の暮らしに生きるヒントを与えてくれるところを本作の一番のポイントとして挙げている。ほかにも印象的だった観客の反応や、実際に観客と行った双方向的なコミュニケーション、本作のためにバンジョーを習ったなど裏話たっぷり語っている。

 松竹ブロードウェイシネマ『アーネストに恋して』は、10月4日より全国順次限定公開。
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