満島ひかり、14回鑑賞の観客に思わず「暇なの？」岡田将生は大爆笑も「抱き締めたい」特大感謝

俳優の岡田将生（35）と満島ひかり（38）が19日、都内で映画「ラストマイル」（塚原あゆこ監督、公開中）大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

同作は、この日までの28日間で興行収入40億円、観客動員260万人を突破。満島のまわりでも反響は大きく「小学6年生の友人のお子さんが、普段私に会うと『おっ芸能人』って言うんですけど（笑い）あんな態度取るんじゃなかった、あんなに面白い映画に出る人なんだって思ってくれて」と明かした。地元での反響もあり「おいっ子2人と『クレヨンしんちゃん』を鹿児島の映画館に見に行ったら、スタッフ8人くらいの方が出迎えてくれました」と盛大な歓迎を受けたという。「これだけ感想がないのは初体験に近いような感じがして」とかみしめた。

イベント終盤、会場にこの日で14回目の鑑賞となった観客がいると分かると、満島と岡田は2人そろって目を丸くした。その観客を見つけると、満島は驚きのあまり「暇なの？」とポロリ。率直すぎる言葉に岡田は「過呼吸になりそう…」と身もだえながら大爆笑。息を整え、満島とともに「抱き締めたい」とありったけの思いを伝えたたが、岡田は再度、「暇なの？」とかぶせて笑いを誘った。最後は「ごめんね！今ふざけただけ！」とフォロー。リピーターの多さとその熱量を肌で実感した様子だった。2人は何度もお礼を言葉にしつつ、手を振りながら会場を後にした。

同作はTBS系で18年に放送された「アンナチュラル」、20年に放送された「MIU404」でタッグを組んだ塚原あゆ子監督と脚本家の野木亜紀子さんが3度目のタッグを組み、両ドラマの世界がつながったシェアード・ユニバース・ムービー。流通業界最大のイベント「ブラックフライデー」前夜に発生した爆発事件に端を発する、連続爆破事件の行方を描いた完全オリジナル作品。