【陸上】不破聖衣来「ケガ多かった」も「経験生かさないと」日本インカレ1万m7位…五輪意欲も

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2024年09月20日 05:37  日刊スポーツ

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女子1万メートル決勝に臨む不破(撮影・垰建太)

<陸上:日本学生対校選手権(日本インカレ)>◇第1日◇19日◇神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu◇女子1万メートル決勝



日本歴代3位の自己記録を保持する不破聖衣来(21=拓殖大4年)が33分12秒79で7位となった。約4カ月ぶりのレースで8000メートル過ぎまで先頭に立ち、優勝した小川陽香(立教大)とは8秒25差だった。「順位やタイムは悔しい」としつつ「練習の過程を考えると、納得のいくレースになった」と明るい表情で振り返った。


大学1年時だった21年に1万メートルで30分45秒21を記録したが、2年時以降はケガに苦しみ、22年10月からは1年半ほど実戦から遠ざかった。


ただ、最終学年の今季は復調傾向。この日は4月以降で3レース目となった。大学4年間を「ケガが多かった」と振り返りつつ「この経験を絶対に次のステージに生かさないといけない」と前を向く。


来年9月の世界選手権東京大会や28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)へ向け「五輪出場は夢であって目標。そこはしっかり目指していきたい。いきなりマラソンは体が追いつかない面もあるので、欲張らずに今できる練習を積みながら移行していきたい」と見据えた。

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