引退表明の青木宣親が2試合連続安打！谷沢健一氏「青木がいないとベンチが盛り上がらない」と存在の大きさに言及

◆ 青木宣親の“存在感”

　ヤクルトは19日、広島との試合（神宮）に5−1で勝利。今季限りでの引退を発表している青木宣親が、2試合連続安打をマークした。

　ヤクルトは1点を追う2回裏、山田哲人のソロで同点に追いつくと、4回は再び山田哲人が犠飛を放ち勝ち越しに成功。5回にはサンタナの3ランが飛び出しリードを広げた。投げては先発・吉村貢司郎が先制打を許すもその後を抑え、5回1失点で今季8勝目を挙げた。

　19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、今季限りでの引退を発表している青木宣親が話題に。18日に一軍に合流した青木は5回、吉村の代打で出場。床田から左前打を放ち、直接は点に絡まなかったものの、直後にサンタナが3ランを放ち大きな追加点となった。

　解説で出演していた谷沢健一氏は「（青木の存在は）ベンチが元気づけられますよね。下に落ちていた青木ですけど、上がってきて引退発表して、そして今日のヒット。そういう意味では青木がいないとベンチが盛り上がらないということが、この一本でわかりますよね」と話し、

　続けて「非常に難しいですよ、引退を自分で決める自体が難しい作業。その辺を思い切って引退を発表したと思うんですね。それでまたゲームに出てこうヒットを打つというね。まだまだ出来るぞというファンの期待もありますよね」と称賛した。

　また同じく解説で出演していた江本孟紀氏は「元々息の長い選手だからね。そんなに急に衰えることはないでしょうね」とコメントした。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』