「50―50、すごすぎる」=大谷選手出身の岩手など―米大リーグ

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2024年09月20日 14:01  時事通信社

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時事通信社

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)が20日、史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」を達成した。ベースボールの本場米国で打ち立てた金字塔に、出身の岩手県奥州市などからは歓喜や絶賛の声が上がった。

 同市内の私設ファンクラブ代表菅野広宣さん(63)は、経営する美容室の開店準備をしながらテレビで試合を観戦していた。「きょう一気に数字を上げてくるとは予想もしていなかった。すごすぎる」と声を弾ませた。「大谷選手は市民の誇り。どこまで活躍を見せてくれるのか期待しかない」と興奮した様子だった。

 大谷選手が通っていた小学校がある同市水沢姉体町の振興会会長を務める菅原芳己さん(76)は、「最高だ。地元としてもうれしい」と喜んだ。来週は米国に行って現地でドジャースの試合を観戦する予定といい、「『ありがとう』の気持ちを込めて応援したい」と意気込んだ。

 古巣のプロ野球日本ハムの本拠地だった札幌市の会社員守屋靖典さん(77)は「残り試合が少なくなり、達成が難しいかもと思ったが素晴らしい」と絶賛。「投手として復帰しても頑張ってほしい」と話し、「二刀流」としてのさらなる飛躍に期待した。

 友人4人で同市内を観光していた岩手県の大学生花輪大輔さん(22)は、旅行中も大谷選手の試合をずっと見ていたといい、「きょうは朝ご飯どころじゃなかった」と笑顔。大谷選手の母校、花巻東高の隣の高校を卒業したという高橋晃太さん(21)=新潟県=は、「親しみも感じるが雲の上の存在だ」と話した。 

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