テレ朝「終りに見た街」 大泉洋×宮藤官九郎の初タッグが問う戦争の怖さ

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2024年09月20日 14:43  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

テレビ朝日開局65周年記念プレンミアムドラマ「終りに見た街」制作会見に出席した大泉洋

俳優大泉洋(51)が20日、主演するテレビ朝日開局65周年記念プレミアムドラマ「終りに見た街」(21日午後9時)制作発表記者会見に出席した。


同ドラマは脚本家・山田太一さんの同名小説が原作。82、05年に同局で映像化され、今回が19年振り3度目。脚本は宮藤官九郎氏(54)が担当する。戦時下の昭和19年にタイムスリップした放送作家とその家族を描き、大泉はテレビ脚本家の田宮太一を演じる。


脚本家としての宮藤とのタッグは今回初。「何となく縁がなかった」とし、「北海道から出てきたチームナックスなんて、何とも思っていなかったでしょうし、ばかにされていたと思いますよ」と大泉節を披露。だが、映画で共演した際「セールストークで『出させてくださいね』と言ったら、ビックリするくらいの速さでオファーがきて、本当にビックリした」と振り返った。


戦争を知らない世代が増える中、「ただ“辛い”では受け入れてもらえないけど、ちょっとクスクスもあって、そのバランス感覚が絶妙」という。また、現代人が戦時下にタイムスリップすることで「戦争を受け入れてしまう人間の怖さもある」と訴えた。


「戦争をテーマにしたドラマですが、宮藤さんの軽やかな脚本とともに笑って、そして考えさせられてちょっと怖くような見応えのあるドラマ」とし、「ぜひご家族でお楽しみください」とアピールした。

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