MLBドジャース大谷翔平投手が成し遂げた「50−50(50本塁打−50盗塁)」の偉業に、パリ五輪金メダリストも驚嘆の声を上げた。
20日、ゆかりのアスリートに贈られた川崎市スポーツ特別賞の贈呈式に出席したレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(28=ミキハウス)は「本当に僕も『すごい!』しか出てこない。すごいしか出てこないぐらいすごい人なので。ほんとに単純にファンというか」と言及した。
東京五輪で銀メダルだった悔しさを晴らすために3年間の過酷な日々を乗り越えて、パリで金メダルをつかんだ。いまは「僕の中ではまだモチベーションが整ってない。ただ、レスリングやめる気もないですし、もっともっと自分のレスリング伸ばせると思う」と自分の気持ちと相談している段階だが、28年五輪がドジャースの拠点のロサンゼルス開催であることに触れると、「会えるんだったら、ちょっと出たいなって思っちゃいますね」と笑顔をみせた。
卓球女子団体銀メダルの平野美宇(24=木下グループ)は「もう全然知り合いというか、友達でも、お話したこともないんですけど、毎日テレビで見過ぎて、もう友達ぐらい…、友達じゃないんですけど、もう毎日画面上で見てるので」と切り出すと、「いつかお会いできたら写真を撮ってもらえれば」と思い描いた。同じく団体銀の張本美和(16=木下グループ)は「朝ニュースを見てすごいなって思いましたし、本当に連日ニュースで毎日本当に出てる方ですごいなと思います。自分も卓球頑張っていつか会えるように」と呼応した。【阿部健吾】
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大谷 MLB史上初の「50-50」達成(写真:ベースボールキング)307
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