道悪でレーベンスティール絶対視は危険! ニシノレヴナントが高配の使者だ

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2024年09月20日 17:15  netkeiba

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重賞初制覇を目指すニシノレヴナント(昨年12月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 あさって日曜の千葉県は天気が崩れる予報で、中山競馬場の天気予報は曇時々雨、降水確率90%となっている。中山芝は先週まで高速決着だったが、日曜に限ると全く違う馬場になる可能性がある。そこで道悪前提でオールカマーを占いたい。

 人気馬からチェックしよう。まずはレーベンスティールだ。リアルスティール産駒は総じて道悪が得意だが、この馬は例外。昨春の1勝クラス(不良馬場)で圧倒的1番人気に推されながら2着に敗れているように、雨は割引となる。母の父トウカイテイオーと同じく、バネを武器とするのでパンパンの良馬場がベスト。全幅の信頼は置きづらい。一方、ステラヴェローチェは不良馬場でサウジアラビアRC、神戸新聞杯の2戦2勝だから、現役屈指の道悪巧者。雨はいくら降ってもOKだ。もう1頭、サリエラはどうか。軽量の牝馬は道悪を苦にしない傾向にあるが、この馬は切れを武器にするディープインパクト産駒。これまで良馬場の経験しかなく、初の湿った馬場に苦しむ可能性が高い。

 伏兵陣で評価を上げたいのはニシノレヴナントだ。これまで芝に限ると、レース上がり3Fが34秒8以内で[0-0-1-5]、35秒1以上で[4-1-0-1]だから、典型的な上がりがかかってこそのタイプ。実際、稍重〜不良馬場でも[2-0-1-1]の好成績を残している。オープンの近2戦は上がり勝負となって7着、6着だが、道悪になれば好勝負が期待できそうだ。

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