“失敗しない女”の目にも涙、米倉涼子「ドクターX」完結に「一生忘れられない作品」

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2024年10月09日 05:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

この映画がシリーズ最後だと発表して、涙ぐむ米倉涼子(撮影・丹羽敏通)

米倉涼子(49)が8日、都内で主演映画「劇場版 ドクターX」(田村直己監督、12月6日公開)完成報告会見で、12年10月期にテレビ朝日系でドラマの放送が始まった「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズが、初の映画化となる今作で終了することを発表した。


「私、失敗しないので」を決めぜりふに、外科医の本質となる手術や治療に突き進んだ未知子を描いた作品は、21年10月期まで7シリーズ放送され、全てが連ドラクール平均1位を記録する国民的医療ドラマに。米倉は「12年間育んで、何回も終わると言いながら続けてきた。映画で最後の『ドクターX』になります」と明言。「共演者、スタッフ、視聴者の皆さんのおかげ。愛情が詰まった仲間と締めくくることができた」と万感の思いを口にした。


19年に低髄液圧症候群を発症し、一時は引退も考えた中、23年8月に手術し同9〜10月と今年3〜4月に撮影を行った。共演の遠藤憲一(63)からは「大変な病気を乗り越えた」とたたえられた。米倉は「12年前から、人生と背中合わせに作られてきたと思う。(共演陣に)ご迷惑をかけたり、自分自身と闘えた、一生忘れられない作品となった」と力強く語った。【村上幸将】

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