Amazon、AIで配送ドライバーを支援する「VAPR」をRivianの電気バンに導入へ

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2024年10月10日 09:01  ITmedia NEWS

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Rivian製電気バン(画像:Amazon)

 米Amazonは10月9日(現地時間)、AIで配送ドライバーを支援する新システム「Vision-Assisted Package Retrieval」(VAPR;視覚支援荷物回収)を発表した。まずは2025年初頭までに米Rivian製の電気バン1000台に搭載する。


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 VAPRは、機械学習プラットフォームの「SageMaker」や「IoT Greengrass」など、幾つかのAWSのテクノロジーと、バンの天井に埋め込んだ特製光源プロジェクターとカメラと組み合わせたシステム。


 配送物のあるスポットに近づくとVAPRが音声とダッシュボードで合図し、ドライバーが停車して荷台に荷物を並べると、荷物のラベルをカメラが読み取り、配送すべき荷物には緑の○を、そのスポットが配送先ではない荷物には赤い×を照射する。


 このシステムのテストに参加したドライバーは、配送する荷物の整理に以前は2分から5分かかったが、VAPRを使うと1分程度で終わると語った。初期のテストでは、ドライバーの身体的および精神的負担が67%軽減され、ルートごとに30分以上時短になったとしている。



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