柳葉敏郎『踊る』室井慎次の“殉職”志願していた「つまんなくて(笑)」 翻意のきっかけは妻だった

0

2024年10月11日 12:27  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

柳葉敏郎 ※写真は2014年撮影 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の柳葉敏郎が、11日放送のフジテレビ系昼番組『ぽかぽか』(月〜金 前11:50)に生出演。『踊る大捜査線』での本庁の刑事・室井慎次役について、率直な本音を打ち明けた。

【動画】踊るプロジェクト『室井慎次』最新劇場予告編

 ドラマ『踊る』がスタートした当初、室井の“殉職”を頼んだそうで「ドラマがオンエアする時くらいで、撮影は4話目くらいまでいっていたんですけど、その辺ですね」と回顧。理由について「つまんなくて(笑)。表現が。『…』が多くて。亀山(千広)さんに言ったら、『何があったんだ』と聞かれたので、今みたいなことを話したら『ちょっと考えさせてくれ』っていうのがあって」と明かした。

 その気持ちが翻ったきっかけとして「ドラマの1話がオンエアされたんですけど、カミさんが見て『かっこいいね、この役』と言ってくれたので、続けようと思いました」と茶目っ気を交えて振り返っていた。

 きょう11日には映画『室井慎次 敗れざる者』が公開されるが「亀山氏からお話をいただいたのが去年の夏くらい。その時はやらないという気持ちだったのですが、でも、1回話だけを聞いてみようと、機会をいただいて。その時に(亀山氏に)『オレが納得する説得をしてください』と伝えて。かれこれ2時間、3時間経って」と緊張のひとときを明かした。

 柳葉は「僕もお酒も入っていましたし、要求も出していたんでしょうね。そのうち亀山氏が『じゃあ、やめるか』って言うので『じゃあやめましょう』となったんです。それで1ヶ月後くらいに(亀山氏から)『また話をしてみないか』と言われて。その時に、脚本家の君塚さんからメールが送られてきたことが発端なんだと、その経緯を亀山氏が淡々と語ってくれるわけですよ。そこには、君塚さんと亀山氏の室井慎次に対する愛情と情熱がものすごくあって、それは応えないといけない。当たり役という風におっしゃっていただくようになったので。恩返しではないですが、そういう気持ちで受けさせていただきました」と語った。

    ニュース設定