メッセンジャー黒田「いまだ実感なし」 8月に亡くなったタレント山本量子さんの「お別れ会」で

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2024年10月11日 14:41  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

山本量子さんの「お別れ会」に出席したメッセンジャー黒田

8月18日に病気のため、48歳で亡くなったタレント山本量子さんの「お別れ会」が11日、大阪・MBSで行われた。会場には元気だった頃の映像が流され、バンド「カンロサウルス」の一員として愛用していた楽譜、マイクなどが飾られた。


10年来の付き合いがあったメッセンジャー黒田(54)はラジオ「それゆけ!メッセンジャー」収録前の多忙ななかで参加。「(山本さんの)YouTubeなども残っていて、いまだ実感がないんです。僕が脚本を書いた芝居に出てもらったり、淡路島(の黒田宅)に遊びに来てもらったり、思い出は尽きません。最後まで自分のやりたいことを全力で取り組む明るい子でした」と、早すぎる死を悼んだ。


4月スタートのMBSラジオ「ヤマヒロのぴかッとモーニング」水曜のアシスタントを務めていた山本さん。体調不調のため同番組には出たり休んだりだったが、ヤマヒロこと山本浩之(62)は「今も、ふとした時に(山本さんを)思い出します」


ヤマヒロと山本さんは、2014年スタートのMBSラジオ「茶屋町ヤマヒロ会議」で長らく共演。山本さんの歌唱とヤマヒロのギターで、リスナーからのリクエスト曲を演奏するエンディングリクエストは番組名物でもあった。「2人ともチャレンジャーなので『どんな曲でもやろう!』と、次の週までに練習してきました。ラジオのまんま、明るくて前向きな人でした」と、ヤマヒロはしのんだ。


「お別れ会」には原田伸郎、森たけし、MBSのアナウンサーも多数出席。多くの人から愛された山本さんらしい会となった。


大阪府出身の山本さんは「山量(やまりょう)」「お量」のニックネームで愛され、MBS「茶屋町ヤマヒロ会議」「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」などラジオ番組で主に活躍していた。入退院を繰り返しながら、リスナーの後押しと本人の気力で番組に復帰。約10年にわたるがん闘病の末、力尽きた。

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