11日金曜 「夏日」200地点超 内陸部は朝と昼の気温差大 3連休初日も服装注意

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2024年10月11日 15:32  日本気象協会

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日本気象協会

11日金曜 「夏日」200地点超 内陸部は朝と昼の気温差大 3連休初日も服装注意

10月中旬でも暑さはおさまりません。11日金曜15時までの最高気温は、関東から西の200地点超で25℃以上となりました。また、北海道や本州の内陸部は、朝と昼の気温差が大きく、約18℃の所も。3連休初日の12日土曜も、全国的に朝晩と昼の寒暖差が大きくなるため、服装選びにご注意下さい。



●11日金曜 15時までの最高気温


11日金曜は、大陸から張り出す高気圧に覆われ、北から南まで広い範囲で晴れました。特に、関東から西では、日差しが気温を押し上げ、10月中旬とは思えない陽気の所が多くなりました。

15時までの最高気温は、前橋・名古屋・富山・大阪・広島・高知・福岡などで25℃以上を観測し、関東から西の200地点超で「夏日(最高気温25℃以上)」になりました。「夏日」200地点超は、3日連続です。東海から西では「夏日」の続いた所が多かったのもの、関東では暑さが戻って、前橋では4日ぶりの「夏日」でした。

東京都心では24.3℃と、「夏日」一歩手前でした。日照時間は4日ぶりに7時間を超えて、湿度が50%を下回り、カラッとした陽気になりました。


●朝と昼の寒暖差 約18℃も


一方、北海道や本州の内陸部では、晴れたことで放射冷却が強まり、冷えた朝となりましたが、日中は気温がグングン上がって、「朝と昼の気温差」が大きくなりました。

北海道の新和では、最低気温が1.6℃、最高気温が19.2℃と、その差は約18℃。朝はダウンコートが必要なくらいでしたが、昼間はジャケットで過ごせるくらいでした。

また、11日金曜の朝、富士山を除いて全国で最も気温が低かったのは、北海道のぬかびら源泉郷で、最低気温は0.0℃と、氷が張るくらいでした。ただ、最高気温14.3℃と、昼間は日差しが暖かく感じられました。


●12日土曜 引き続き「晴天」&「寒暖差が大きい」


そして、3連休初日となる12日土曜も、全国的に晴れるでしょう。洗濯日和や行楽日和の所が多くなりそうです。

ただ、良く晴れるぶん、内陸部を中心に、朝は気温がグンと下がりそうです。最低気温は全国的に平年並みで、札幌は9℃、仙台は13℃、関東から九州は16℃前後の所が多い予想です。

さらに昼間は、関東から西では、気温が25℃を超える所が多く、寒暖差の大きい状態も続きそうです。お出かけの際は、気温に合わせて、脱いだり着たりしやすい服装がオススメです。



このニュースに関するつぶやき

  • 移動性高気圧に覆われ,典型的な秋晴れの気圧配置.20世紀中はこの時期にこの天気図だと,最早日中もさ程高温にはならなかった.今は朝晩は確かに涼しいが,日中の気温は夏を維持.日中は動けば汗をか く.
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