加藤登紀子「急に六甲おろし歌えとか」年末恒例「ほろ酔いコンサート」大阪が24年のオーラス

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2024年10月11日 19:08  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

大阪市内で年の瀬恒例の「加藤登紀子ほろ酔いコンサート2024」の取材会に出席した加藤登紀子(撮影・松浦隆司)

歌手加藤登紀子(80)が11日、大阪市内で年の瀬恒例の「加藤登紀子ほろ酔いコンサート2024」(12月29日、大阪・新歌舞伎座)の取材会を行った。


歌手活動60周年を迎え、来年は全国各地で記念のコンサートを開催する。「ほろ酔いはそのキックオフ」と位置づけ、「意気込みがありすぎて、一生懸命にブレーキをかけてますよ」と笑顔を見せた。


観客も加藤も日本酒を飲みながら音楽を楽しむという異色のコンサート。大阪は47回目を数える。今年は新歌舞伎座の「ほろ酔い−」が歌い納めになる。


1971年(昭46)、東京・日劇ミュージックホールで初めて開催された「ほろ酔い−」。「いろんな意味で胸がいっぱいになることが多い。ありったけの気持ちを出せるのは大きな喜び」と話した。


今回は「出会い」をテーマに、71年の日本レコード大賞・歌唱賞に輝いた「知床旅情」をはじめ、代表曲の数々を披露する。大阪のでの「ほろ酔い−」は思い入れが強い。


かつては「急に『六甲おろし』を歌えとか。無理難題はいろいろ」だったとか。時代とともに「だんだんヤンチャする酔っぱらいはいなくなったけど、あったかい。大阪の人は、ええ格好したりするのが嫌いじゃないですか。ズバッと伝わることがいい。好きです」


「ほろ酔い−」は場所を移しながら開催してきたが、新歌舞伎座は昨年に続いての開催となる。「ここはお客さんの心が見える。今年は新歌舞伎座がオーラスだから盛り上がるだろうな」と期待した。

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