NHK紅白司会は史上初の朝ドラ前後期ヒロイン伊藤沙莉＆橋本環奈、２年連続有吉弘行らが意気込み

NHKは11日、大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）の司会を有吉弘行（50）、橋本環奈（25）、伊藤沙莉（30）、鈴木奈穂子アナウンサー（42）が務めると発表した。

3年連続の橋本は現在放送中の24年後期連続テレビ小説「おむすび」、初の伊藤は同前期の「虎に翼」でヒロインを務めており、その年の前後期の主人公が司会でそろうのは史上初。

2年連続の有吉は「去年はめちゃめちゃ緊張してしまい、『こうやればよかった』とか後悔もいろいろありました」と振り返り、昨年ステージでヒット曲「白い雲のように」を披露したことにも触れ「今年は踊ってみたい。そこまでの余裕はないかなと思いつつ、2回目の司会を楽しく、一生懸命にやっていこうと思います」とつづった。

橋本は「有吉さん、伊藤さんとともに2024年も明るく楽しく、視聴者の皆さまにとってより良い新年を迎えられるよう、精いっぱい尽力させていただきます！」。初の大役となる伊藤は「虎に翼」の現場でスタッフやキャストから「司会あるかもね」と声をかけられていたと明かし「『あるのかな、いや、ないない』みたいなことを言ったり考えたりしていましたが、まさか本当に現実になるとは想像もつかず、いまだに不思議な気持ちでおります」と心境を語った。司会業は経験がないといい「何ができるか自分でも大変未知数ではございますが、紅白歌合戦司会の先輩方を見てとにかくできることを精いっぱい頑張りたいです」。また、番組テーマが「あなたへの歌」に決まったことも同時に発表された。