永野芽郁と佐藤健が10月31日(木)、東京・渋谷の稲荷橋広場で行われた共演作『はたらく細胞』ハロウィンパーティに、カボチャカラーのオレンジ色を取り入れたコーディネートで登場した。
永野は「健さんと、一緒にオレンジを着たいって言ったんです」とこの日の衣装についてコメント。佐藤は「本当は何かキャラクターの仮装がしたかったんですけど、そこは大人の事情で(笑)。公の場では許可を取らなくてはいけなくて」と少々不服そうな表情。それでも、秋らしいロングコートの下から、オレンジのタートルネックをチラっと見せて、まんざらでもない様子だった。
この日、二人は揃って朝からインタビュー取材やコメント撮りなど、終日『はたらく細胞』のプロモーションに励んでいたといい、永野は「朝、カボチャのマントをかぶって、健さんの楽屋に『ハッピーハロウィン!』ってご挨拶に行ったんです」と告白。「健さんは『うん』って言うだけで(笑)。なんで、『うわ〜、カボチャだ』とか乗ってくれないんですか?」と佐藤の“塩対応”にかわいらしく抗議する場面も。当の佐藤は「人生を謳歌していて、素晴らしい」とクールさを保っていた。
完成した映画について、永野は「自分が出演者であることを忘れて、一観客として笑ったり、泣いたり、楽しむことができた。本当に面白いですし、見終わった後は、自分の体を大切にしようと思えちゃう作品なので、大切な人と一緒に見てもらえれば」とアピールする。
佐藤も「大満足です!」と誇らしげで、「誰でも楽しめる王道のエンターテインメント。細胞たちが僕たち、わたしたちの体にいるんだと思うと、きっと自分のことを好きになり、愛おしく大切に思えるはず」と魅力を熱弁した。
賑々しいDJプレイでイベントを盛り上げたDJ KOOは、日胡(芦田愛菜)の体内で脳から末端へと、さまざまな神経伝達物質を伝える神経細胞役で出演している。憧れの先輩に声をかけられるなど、思わずドキドキする出来事があれば、日胡の体内で、細胞たちのテンションをアゲアゲにさせるという、映画オリジナルの役どころだ。
実は一度は脚本から削除されていたといい、佐藤は「とても面白いシーンなんですが、台本からなくなっていて、僕が『なぜ、なくしたんだ?』って抗議したんですよ」と回想。佐藤のひと言で、本作への出演が実現したDJ KOOは「健ドゥダンスのおかげ! うれしいドゥダンス!」と感謝しきりだった。
『はたらく細胞』は12月13日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)