お笑いタレント東野幸治(57)が2日までに自身のYouTubeチャンネル「東野vs」を更新。ゲストのキングコング西野亮廣(44)とのトークの中で、芸能界における自身の異例な立場をぶっちゃけた。
東野は「西野さんから言われた言葉ですごい響いているのがあって、“東野さんは奇跡ですから。業界に残ってるのが奇跡です”と。“人気もないし、コマーシャルもないし、人の嫌なこと言うし、へそ曲がりやし、本来ならいなくなってる”と」と西野から指摘された話を振り返ると、西野もそれをうけ「そう、そう。何かのシステムエラーが起きて“バグ”で(東野は芸能界に)残ってるだけの話ですから」と笑いを交えて補足した。
東野は現在、東西のバラエティー番組や情報番組、特番などで多数MCを務めているほか、冠番組もこなすなどテレビ界を中心に引っ張りだこ状態で、フル回転している。
東野はさらに「おれも、“たまたま残ってるだけやから偉そうにしたらアカンなあ”、と日々精進してますから。現在57歳ですから。まだ“システムエラー”続いてますよ。おれ、10月から仕事2本増えたんですよ」とまだまだオファーが増えている実態を明かした。
それを聞いた西野は大笑いし「なんでなんすか!」などと、東野に仕事が今でも増えていることに驚き、突っ込んだ。
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東野はそれについて「たぶん、(テレビ局側の)制作の人が若いころ(東野のことを)見てて、しゃべったら意外と気さくで、(制作の人が)自分が立場が上になってきたら誰か使わなあかん時に名前が出てきやすいんちゃうかなと。ちょうどいい。めちゃくちゃギャラ高いわけでもなく、現場でゴネるわけでもなく、笑顔で何となく仕事楽しくやって、すぐ帰る。飲みにも行けへんし。説教されるのもいやじゃない。でもおれはすぐ帰るから。たぶんそうやと思うねん。それ以外考えられへん」と自身に仕事が回ってくる理由を自己分析した。
西野があらためて「大御所になる年ですもんね。前例ないですよね、東野さんみたいな人」と話すと、東野は「天下取ってないのに(ここまで)仕事やってるって前例ない。さんまさんとかダウンタウンさんとか、みんな天下とってるのよ。おれだけやで。何にもとってないの。あんまり人に言うとバレるから言わへんかったけど、おれ、ほんまそうなのよ」と自虐をふんだんに交え、笑いを誘った。
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