アフィリエイトプラットフォーム「afb(アフィビー)」の開発運用を行うフォーイットは、おせち料理に関するアンケートの結果を10月30日に発表。同調査は2024年9月24日、全国20代〜60代の男女500人を対象にインターネットで実施した。
おせち料理を食べるかどうか尋ねると、「食べない」の回答を除いた最多回答は「一部の料理を買ってきて家で盛り付ける」(22.8%)、次いで「スーパーで購入する」(12.2%)、「ネットで購入する」(8.4%)が続く結果に。また、「おせち料理は食べない」と回答した人は37.6%で、60%以上がおせち料理を食べる習慣があることが分かった。
男女別で見ると、女性の方がおせち料理を食べる習慣がある人がやや多い結果に。だが、「スーパーで購入する」に限ると、女性10.4%に対して男性は14.0%と多くなった。
年代別で見ると、おせち料理を食べる人の割合は60代が約80%と圧倒的に高くなったのに対し、20代・30代では約50%にとどまり、若者の"おせち離れ"の傾向が明らかになった。
特に、20代は「一部の料理を買ってきて家で盛り付ける」も8.0%と低く、自作・購入を問わずおせち料理を食べる人が少なくなっている。食事の多様化・西洋化によって、おせち料理を食べる習慣が一般的ではなくなっていると推測できるとのこと。
居住地域別では、おせち料理を食べる人が最も多いのは近畿で、最も少ないのは中国・四国という結果になった。近畿の人は自分で作ったり盛り付けたりする人だけでなく、購入する人も他の地域に比べて多く、用意する方法を問わずおせち料理を食べる習慣が浸透しているようだという。
中国・四国の人は「親戚や知人からもらう」との回答が全地域で最も多く、家庭ごとに用意するというより、親戚や知人などが一堂に集まる場で振る舞われることが多いとのこと。(安井柳香)